どうもMushです!
フィールドレコーディングに行っていると、様々な音風景のタレコミをいただくことがあります。先日行った「浅草寺でのほおずき市」のあとで、川崎大師で風鈴市があるらしいとの情報が。
http://www.kawasakidaishi.com/event/furin.html
ということでたまたまなのですが「池上本門寺の500の風鈴」につづき3連続風鈴の音です。
行ってみると幅10メートルくらいのわりと狭い一帯に全国47都道府県から集まった900種類の風鈴が鳴り響いていました。様々あれどおおまかに種類は3つ。
1.金属製
2.焼き物製
3.ガラス製
例外は備長炭でできたものくらいだったと思います。構造はほとんど同じで、クラゲみたいに逆さのお椀形または鐘形の外身と、芯が吊るされているもの。(当たり前ですが)この123で音の鳴り方がぜんぜん違うんです。1は小さなアタック音(というか鳴り過ぎないように”芯”を小さくしているんだと思います)と長い余韻。さらに金属の種類によっても銅のものは「リーン」で真鍮のものは「ウィーン」みたいに鳴り方が違うわけです。2はアタック重視で響きはほとんど無く「カラン、カツン」といったイメージ。3はその間くらいですが軽めの響き方が特徴的です。
風鈴というと単純に”夏の風物詩”で片付けがちですが、”素材の音を楽しむもの”として接してみると随分違うものに思えてきます。(そしてルックス重視のキャラクターものなどは総じて色気のない音でした。)様々な種類が入り交じって鳴っているのですがぜひ聴いてみてください。
岐阜美濃焼風鈴と岩手南部風鈴に挟まれたあたり
大阪河内風鈴と島根銅鐸風鈴に挟まれたあたり
そしてもはや恒例、風鈴→読経の流れです。蝉が鳴きはじめていて、また本堂の周りにも少しだけ風鈴が吊るされていました
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2013年7月22日月曜日
2013年7月19日金曜日
ROCKのEQテクニック
チーフエンジニアの森崎です。ROCKのマスタリングのポイントは(ベテランのミキシングエンジニアの方なら、当たり前のテクニックとしてミキシングの段階でできがってるポイントではありますが)
1.バンドの一体感
2.演奏のスピード感
です。今回はこれをEQで表現するテクニックについて。低域、中域、高域に分けて音作りのポイントを書いていきます。
<低域>
まず最初は低域の音作りから。キックはサビでもしっかり聴こえるよう120Hzを強調してアタック感を出します。ベースは60Hz辺りを少しカットし透明感を出します。エレキギターは180Hz前後を強調すると厚みがでます。ベースラインはレベルを上げるのではなくキックとのかぶりを抑えるのがポイントです。ここまでが低域の音作りです。
<中域>
次に中域の音作り。600Hz~800Hzを強調してバンド感をプラスしましょう。ギターが一番かっこ良く聴こえる帯域を探して強調してください。さらに1.0kHzも強めて刻み感・リズム感を出します。そして300Hz~500Hz辺りをQを狭くして-1.0dBほど弱めて全体の抜けを良くします。この帯域をマイナスEQすると高域をEQせずに抜けを良くすることができます。
<高域>
低域、中域でしっかり音作りをすれば高域のEQは微調整で十分に効果があります。明るく仕上げるには4kHz~8kHzをほんの少し強調します。
最後にキックがセンターでしっかり鳴り、サイドをギターが支えるように全体の音量、帯域を微調整します。タイトに仕上げたい場合はシェルビングEQでローエンド(25Hz以下の帯域)を緩やかに落とすのが効果的です。マイナスEQを上手に使えば高域のピークを出さずに音量を入れることが可能になります。
PS. ミックスでギターのPANを極端に振りすぎると音量を入れた時に歪みやすくなりますのでよく注意してください
2013-7-19改訂
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1.バンドの一体感
2.演奏のスピード感
です。今回はこれをEQで表現するテクニックについて。低域、中域、高域に分けて音作りのポイントを書いていきます。
<低域>
まず最初は低域の音作りから。キックはサビでもしっかり聴こえるよう120Hzを強調してアタック感を出します。ベースは60Hz辺りを少しカットし透明感を出します。エレキギターは180Hz前後を強調すると厚みがでます。ベースラインはレベルを上げるのではなくキックとのかぶりを抑えるのがポイントです。ここまでが低域の音作りです。
<中域>
次に中域の音作り。600Hz~800Hzを強調してバンド感をプラスしましょう。ギターが一番かっこ良く聴こえる帯域を探して強調してください。さらに1.0kHzも強めて刻み感・リズム感を出します。そして300Hz~500Hz辺りをQを狭くして-1.0dBほど弱めて全体の抜けを良くします。この帯域をマイナスEQすると高域をEQせずに抜けを良くすることができます。
<高域>
低域、中域でしっかり音作りをすれば高域のEQは微調整で十分に効果があります。明るく仕上げるには4kHz~8kHzをほんの少し強調します。
最後にキックがセンターでしっかり鳴り、サイドをギターが支えるように全体の音量、帯域を微調整します。タイトに仕上げたい場合はシェルビングEQでローエンド(25Hz以下の帯域)を緩やかに落とすのが効果的です。マイナスEQを上手に使えば高域のピークを出さずに音量を入れることが可能になります。
PS. ミックスでギターのPANを極端に振りすぎると音量を入れた時に歪みやすくなりますのでよく注意してください
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2013年7月18日木曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その6)「池上本門寺で500の風鈴を聴く」
池上本門寺の「500個の風鈴」をDSD録音してきました。所謂「風鈴の音」を想像しながら百段ある石段を登りながら聴こえてきたのは鈴虫か蝉の声かと思った(にしちゃ時期も早いなと思いつつ)ほど予想外の音。風鈴はガラス製ではなく金属製で、500も集まると結構強烈です。
木と木の間に括りつけられた風鈴がまるで結界のような音場をつくりだしていて、でも決して耳には痛くない。脳に直接届いているような、すごく不思議な場でした。始発電車の時間帯だったのですがすでに近所のご年配方と犬の散歩客がいて、それは避けられず。この「500個の風鈴」の設置は7月20日までだそうです。
さらに本堂では朝の読経が行われていたのでこちらもかなりオフ目にDSD録音。奥まった本堂からさらに約10メートル離れた所です。風鈴は後方50メートル以上のところですが、これだけの音量で届いていました。
今週末は川崎大師の風鈴市を録りに行く予定です!
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さらに本堂では朝の読経が行われていたのでこちらもかなりオフ目にDSD録音。奥まった本堂からさらに約10メートル離れた所です。風鈴は後方50メートル以上のところですが、これだけの音量で届いていました。
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2013年7月17日水曜日
山の上でもコーヒー!
ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。
昨日は晴天なり、昨日は晴天なり……都会の喧騒に慣れきってしまった耳をリセットするため(というのは冗談 ^^;)、谷川岳に登ってきました。
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昨日は晴天なり、昨日は晴天なり……都会の喧騒に慣れきってしまった耳をリセットするため(というのは冗談 ^^;)、谷川岳に登ってきました。
まずは土合口からロープウェイで一気に天神平へ。
以降は、ガレ場や岩場(かつ急斜面)が度々登場。ロープや鎖がありがたい。
(おそらくこのあたりで「山と高原地図」を落としてしまいました……何となくコースを覚えていましたが、やはり不安。とはいえ標識がわかりやすかったので助かりました)
さあて、山頂はもうすぐですよ! あちこちに雪渓が見えます。
トマの耳への道中、山小屋を振り返る。
トマの耳からオキの耳を目指すぞー!
オキの耳(▲1,977m)、到着!
そして、サイデラ名物・ハンドドリップで淹れたコーヒー!!!
オマケ・その1。コバイケイソウ(たぶん)。
オマケ・その2(申し訳程度の音ネタです)。
Pioneer「Sound Lab./Global Sounds」リンク
サンチョウ ベリー マッチ! (ん?)
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2013年7月16日火曜日
R&BのEQテクニック
チーフエンジニアの森崎です。
R&Bの音作りのポイントはこの4つ。
1.存在感のあるボーカル
2.抜けの良いコーラス
3.切れのあるクラップ
4.音像が大きく弾力のあるキック
1.存在感のあるボーカル
声の芯をしっかり出すことが大切です。600Hzでボリューム感を出し、2.5kHzで太さを強調。6.3kHzで子音の抜けを良くします。そして最後に1.0~1.2kHzで輪郭を強調します。
2.抜けの良いコーラス
コーラスの基本成分は1のボーカルのEQで補えつつ、さらに16kHz辺りを少し強調して空気感を出すと抜けが良くなります。
3.切れのあるクラップ
サウンド全体の切れを出すのに200Hz~500Hz辺りをカット。180Hzを強調し太さを出しボーカルにも関わる1.0~1.2kHzを微調整します。この1kHz前後の帯域はスネア、クラップ、ボーカルの輪郭など重要な楽器の成分が存在する帯域です。
4.音像が大きく弾力のあるキック
R&Bのキックのサウンドは余韻が次の音符にかぶらないよう響きの緻密なコントロールが大切です。低域のレンジが伸びすぎている場合は25Hz前後からローカットし音をタイトにします。ボリューム感は100Hzから130Hz辺りで強調します。柔らかい質感に仕上げるために30Hz~50Hzを強調する事もあります。そして最後に30Hz~100Hz辺りを少しカットしてベースの透明感を出します。近い帯域を複雑にEQするのでEQは1台ではなく2台使った方がやりやすいと思います。
コンプ、リミッターはアタックタイムは速めで音が鈍らないようにしましょう。また、ソフトリミッターのみだとボリューム感は出ますがタイトさは表現できないのでリリースタイムの速いリミッターで補います。
皆さんが思っていたよりも低い周波数をEQしていたかと思いますがそこがポイントです。何度も書いていますが「100Hzから10kHz辺りの帯域で音作りをする」ことであらゆるシステムでバランス良く音楽を再生できることが可能になります。
まずはボーカルとキックに注目して音作りしてみて下さい。
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1.存在感のあるボーカル
声の芯をしっかり出すことが大切です。600Hzでボリューム感を出し、2.5kHzで太さを強調。6.3kHzで子音の抜けを良くします。そして最後に1.0~1.2kHzで輪郭を強調します。
2.抜けの良いコーラス
コーラスの基本成分は1のボーカルのEQで補えつつ、さらに16kHz辺りを少し強調して空気感を出すと抜けが良くなります。
3.切れのあるクラップ
サウンド全体の切れを出すのに200Hz~500Hz辺りをカット。180Hzを強調し太さを出しボーカルにも関わる1.0~1.2kHzを微調整します。この1kHz前後の帯域はスネア、クラップ、ボーカルの輪郭など重要な楽器の成分が存在する帯域です。
4.音像が大きく弾力のあるキック
R&Bのキックのサウンドは余韻が次の音符にかぶらないよう響きの緻密なコントロールが大切です。低域のレンジが伸びすぎている場合は25Hz前後からローカットし音をタイトにします。ボリューム感は100Hzから130Hz辺りで強調します。柔らかい質感に仕上げるために30Hz~50Hzを強調する事もあります。そして最後に30Hz~100Hz辺りを少しカットしてベースの透明感を出します。近い帯域を複雑にEQするのでEQは1台ではなく2台使った方がやりやすいと思います。
コンプ、リミッターはアタックタイムは速めで音が鈍らないようにしましょう。また、ソフトリミッターのみだとボリューム感は出ますがタイトさは表現できないのでリリースタイムの速いリミッターで補います。
皆さんが思っていたよりも低い周波数をEQしていたかと思いますがそこがポイントです。何度も書いていますが「100Hzから10kHz辺りの帯域で音作りをする」ことであらゆるシステムでバランス良く音楽を再生できることが可能になります。
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2013年7月12日金曜日
J-POPのマスタリング(その2)「J-POPらしさを表現するための”超具体的な”EQテクニック」
チーフエンジニアの森崎です。本日はJ-POPのマスタリングについて(その2)。
J-POPのマスタリング(その1)「ボーカルを引き立てる機材の選択」では実際に僕がマスタリングで行なっている、ボーカルを引き立てる機材とケーブルの選択について書きました。今回はJ-POPらしさを表現するための「超具体的な」EQテクニックです。
<明るく抜けのいいヴォーカル>
630Hzでボリューム感を出し2.5kHzで艶をプラス、6.3kHzで子音の抜けを良くします。そして最後に1.0kHzで輪郭を強調します。
<リズムトラック>
キックを120Hz、スネアを1.2kHzで強調しビートを強調させます。ベースは50Hz〜100Hzを少しだけカットして透明感を出します。低域をタイトにするにはフィルターをスイープしながらローエンドをカットします。透明感のある音からマットな音に変わる瞬間があるのでそこからカットします(25Hz〜30Hz前後)。
<輝きをプラス>
10kHz辺からシェルビングEQを使って空気感をプラスします。最後に12kHz〜16kHzをほんの少し強調してキラキラ感を表現して下さい。
J-POPはミックスの段階で既に派手な音作りをしている場合も多いので、マスタリングではオリジナルと比較しながらファイナルタッチを加えることが大切です。特にいろいろなシステムで試聴されるジャンルなので、iPodやラジカセなどの再生帯域を考えて100Hz〜10kHzの周波数帯を念頭に置いての音作りすることをおすすめします。
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J-POPのマスタリング(その1)「ボーカルを引き立てる機材の選択」では実際に僕がマスタリングで行なっている、ボーカルを引き立てる機材とケーブルの選択について書きました。今回はJ-POPらしさを表現するための「超具体的な」EQテクニックです。
<明るく抜けのいいヴォーカル>
630Hzでボリューム感を出し2.5kHzで艶をプラス、6.3kHzで子音の抜けを良くします。そして最後に1.0kHzで輪郭を強調します。
<リズムトラック>
キックを120Hz、スネアを1.2kHzで強調しビートを強調させます。ベースは50Hz〜100Hzを少しだけカットして透明感を出します。低域をタイトにするにはフィルターをスイープしながらローエンドをカットします。透明感のある音からマットな音に変わる瞬間があるのでそこからカットします(25Hz〜30Hz前後)。
<輝きをプラス>
10kHz辺からシェルビングEQを使って空気感をプラスします。最後に12kHz〜16kHzをほんの少し強調してキラキラ感を表現して下さい。
J-POPはミックスの段階で既に派手な音作りをしている場合も多いので、マスタリングではオリジナルと比較しながらファイナルタッチを加えることが大切です。特にいろいろなシステムで試聴されるジャンルなので、iPodやラジカセなどの再生帯域を考えて100Hz〜10kHzの周波数帯を念頭に置いての音作りすることをおすすめします。
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2013年7月11日木曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その5)「浅草寺のほおずき市と風鈴」
浅草の浅草寺で毎年7月9・10日の二日間行われるという「ほおずき市」に行ってきました。多くのほおずきの鉢には風鈴が付けられていると聞いて、これはいい音風景だろうとDSDフィールドレコーディングに行きました。すごくにぎわっていましたよ。
風が強く吹いた時の風鈴の音色があまりに激しいので、もう2−3歩離れればよかったなと思いました。ちなみに、7月10日に参拝すると、「四万六千日間毎日お参りしたのと同様の功徳を得られる」と言われているそうで、なんのこっちゃという感じです。
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風が強く吹いた時の風鈴の音色があまりに激しいので、もう2−3歩離れればよかったなと思いました。ちなみに、7月10日に参拝すると、「四万六千日間毎日お参りしたのと同様の功徳を得られる」と言われているそうで、なんのこっちゃという感じです。
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2013年7月10日水曜日
iPhone ® で録音!
ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。
最も身近なレコーダーといえる iPhone ® で、演奏をきれいに録音するためにあれこれ考えてみました。研究途中のメモですが、是非お試しくださ〜い!
用意するもの:折りたたみ式譜面台、ハンドタオル(またはハンカチ等)
1.iPhone ® を機内モードにする、アラーム類をOFFにする
2.譜面台にハンドタオルを敷いてクッション&吸音材とし、マイクロフォンのあるホームボタン側を音源に向け iPhone ® を設置する(台などに直接置かないのがコツ! 周囲に空間を確保します)
※できれば、ビニルテープ等で落下防止対策を施す(iPhone ® を譜面台に貼り付ける)
※ iPhone ® を、奏者(音源)から水平方向に2m〜5mほど、垂直方向に3mほどの位置に設置できると良質な響きが捉えられると思います。高さ確保のため、譜面台をテーブルの上に置いたりできると良いのですが……色々試してみてください!
※ iPhone ® を、奏者(音源)から水平方向に2m〜5mほど、垂直方向に3mほどの位置に設置できると良質な響きが捉えられると思います。高さ確保のため、譜面台をテーブルの上に置いたりできると良いのですが……色々試してみてください!
3.録音する
アプリは「Recordium」を使ってみました。設定はこんな感じ↓
iPhone は Apple Inc.の商標です。 iPhone 商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
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2013年7月9日火曜日
J-POPのマスタリング(その1)「ボーカルを引き立てる機材の選択」
チーフエンジニアの森崎です。本日はJ-POPのマスタリングについて(その1)。
J-POPのマスタリングのポイントは
1.ボーカルにスポットライトが当たっているかのような存在感のある音作り
2.ボーカルを華やかに引き立てるキラキラ明るく元気なサウンド。
があります。
僕のJ-POPのマスタリングでは、音に厚みを出すためにPrismSound MLA-2(アナログコンプ)をよく使います。インプットレベルを大きめに調整して「ハーモニック・ディストーション」の効果を狙い、音の艶と透明感を付加します。
MLA-2のインプットへのラインケーブルにはMOGAMI2549を使います。このケーブルはSaidera Ai SD-9003と比較するとレンジは広くないですが、逆に言うとローエンドとハイエンドが適度に抑えられてボーカルの芯の帯域が出てくるのでJ-POPにはぴったりです。2549は1メートルあたり100円台で買えるケーブルですがマスタリングではサウンドの方向性に合った機材を選択することがとても重要なのです。もう少し低域やガッツが欲しいときはTRANSPARENT Music Link Superを使います。このラインの選択は声質に大きく影響するのでいくつか聴き比べながら時間をかけて選択しています。
2013-07-08改定
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J-POPのマスタリングのポイントは
1.ボーカルにスポットライトが当たっているかのような存在感のある音作り
2.ボーカルを華やかに引き立てるキラキラ明るく元気なサウンド。
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僕のJ-POPのマスタリングでは、音に厚みを出すためにPrismSound MLA-2(アナログコンプ)をよく使います。インプットレベルを大きめに調整して「ハーモニック・ディストーション」の効果を狙い、音の艶と透明感を付加します。
MLA-2のインプットへのラインケーブルにはMOGAMI2549を使います。このケーブルはSaidera Ai SD-9003と比較するとレンジは広くないですが、逆に言うとローエンドとハイエンドが適度に抑えられてボーカルの芯の帯域が出てくるのでJ-POPにはぴったりです。2549は1メートルあたり100円台で買えるケーブルですがマスタリングではサウンドの方向性に合った機材を選択することがとても重要なのです。もう少し低域やガッツが欲しいときはTRANSPARENT Music Link Superを使います。このラインの選択は声質に大きく影響するのでいくつか聴き比べながら時間をかけて選択しています。
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2013年7月5日金曜日
リミッターの使いこなし(その2)「ソフトリミッターを使い分ける」
チーフエンジニアの森崎です。
リミッターの使いこなし(その2)としてリミッターとソフトリミッターの使い方を説明します。
プラグインやデジタルコンプには、
1.リミッター
2.ソフトリミッター
などの名称でちがうアルゴリズムが用意されている機種があります。
1.リミッターはガッツリ効きます。こちらは特に歪みやすい音、ピアノ、左右に広がるディストーションギター、アタックの強いキックなどに有効です。僕の場合はどうしても抑えきれない突発的なピークがある場合はリミッターを使います
2.ソフトリミッターは緩やかに効きます。木管楽器などアタックが弱い楽器やレベルを入れずに仕上げる楽曲に有効です。僕は最初はまずソフトリミッターを試します。ピークが少ない楽曲の場合はソフトリミッターだけで十分に音をまとめることが可能で、より自然な音の仕上がりを得ることができます
ナチュラルな音に仕上げるにはソフトリミッターで全体をまとめつつリミッターを補助的に使うのがポイントです。2つのリミッターのサウンドの特徴は前者は輪郭がハッキリしたキレのあるサウンド、後者はナチュラルで暖かみがあるサウンドです。ソフトリミッターのパラメーターを上手に設定してテープコンプレッションのような効果を作るテクニックもあります。2ミックスにトータルでかける場合は前段のソフトリミッターと後段のリミッターとのバランスでサウンドのキャラクターを微調整できます。ナチュラルな音に仕上げたい場合はソフトリミッター寄りのセッティングで、パンチのある音に仕上げたい場合はリミッターをしっかりかけたほうがいいでしょう。いずれのセッティングもリミッターをかけていないオリジナルの音源と比較試聴しながら音作りすることをお勧めします。
2013-07-05改定
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リミッターの使いこなし(その2)としてリミッターとソフトリミッターの使い方を説明します。
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1.リミッター
2.ソフトリミッター
などの名称でちがうアルゴリズムが用意されている機種があります。
1.リミッターはガッツリ効きます。こちらは特に歪みやすい音、ピアノ、左右に広がるディストーションギター、アタックの強いキックなどに有効です。僕の場合はどうしても抑えきれない突発的なピークがある場合はリミッターを使います
2.ソフトリミッターは緩やかに効きます。木管楽器などアタックが弱い楽器やレベルを入れずに仕上げる楽曲に有効です。僕は最初はまずソフトリミッターを試します。ピークが少ない楽曲の場合はソフトリミッターだけで十分に音をまとめることが可能で、より自然な音の仕上がりを得ることができます
ナチュラルな音に仕上げるにはソフトリミッターで全体をまとめつつリミッターを補助的に使うのがポイントです。2つのリミッターのサウンドの特徴は前者は輪郭がハッキリしたキレのあるサウンド、後者はナチュラルで暖かみがあるサウンドです。ソフトリミッターのパラメーターを上手に設定してテープコンプレッションのような効果を作るテクニックもあります。2ミックスにトータルでかける場合は前段のソフトリミッターと後段のリミッターとのバランスでサウンドのキャラクターを微調整できます。ナチュラルな音に仕上げたい場合はソフトリミッター寄りのセッティングで、パンチのある音に仕上げたい場合はリミッターをしっかりかけたほうがいいでしょう。いずれのセッティングもリミッターをかけていないオリジナルの音源と比較試聴しながら音作りすることをお勧めします。
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2013年7月4日木曜日
梅シロップができた!
どうもMushです!
ついに、ついに。ぼくが愛をこめて仕込んだ梅シロップが完成しました!Crystal Clear!
湯煎で加熱消毒して密封。あっという間になくなちゃうんですけどね。けさは朝から梅ジュース乾杯しました!
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ついに、ついに。ぼくが愛をこめて仕込んだ梅シロップが完成しました!Crystal Clear!
湯煎で加熱消毒して密封。あっという間になくなちゃうんですけどね。けさは朝から梅ジュース乾杯しました!
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2013年7月3日水曜日
ピッチ ピッチ ネジ ネジ 乱 乱 乱
ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。
「ネジが合わなくて、マイクロフォンを取り付けられない!」てなことが無いように、ライブレコーディングには「変換ネジ」を持参します。とても参考になるページをリンクしたので、「変換ネジ」についてご存知ない方は御覧ください。
Sound House/PA & レコーディング > ダイナミックマイク > 変換ネジ
SONY/Q & A「マイクホルダーのねじ規格は、どのようなものですか?」
TOMOCA/変換ネジアダプター
実に多くの種類(ピッチ)が存在(乱立?)していますよね。しかし、これら全種類を(しかも複数個)持ち歩くのは中々に大変。そこで「変換する確率の高い組み合わせ」を用意することになります。
まず、コンサートホールにあるのは「1/2 BTS」か「3/8 AKG」が殆どですので、下記はマストアイテム! 近年国内で販売されているマイクロフォン・ホルダーの殆どは、何らかの形で「3/8 AKG」に対応しています。
1/2 BTS → 3/8 AKG
3/8 AKG → 1/2 BTS
その他、カメラ用の三脚に使われている「1/4」も何かと便利です。いわゆる “ICレコーダー” には、三脚への取り付けに対応しているものが多くあります。三脚にマイクロフォンをつけたり、マイクロフォン・スタンドに小型カメラをつけたり……
1/4 → 1/2 BTS
1/2 BTS → 1/4
……と、頭ではわかっていても似たようなサイズのネジがありますので、不安な場合は “変換したいネジ” を持参して売り場で試すと確実です。音を扱う職業人は、地味にネジと戦っているのであります。
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2013年7月2日火曜日
低域の処理(その2)「ローカット」
チーフエンジニアの森崎です。
「低域の処理(その1)」ではボーカルを聴かせるための低域の処理について書きました。本日は「ローカット」の具体的な方法について説明します。重要なポイントは2つ。
1.演奏を邪魔する低域をカットする
2.ウーハーに無駄な動きをさせないようにする
1.PCのスピーカーからオーディオシステムまで、あらゆる環境で音楽をバランス良く再生するにはローカットが必要な場合があります。演奏を邪魔している低域のマイクのかぶりや部屋鳴りを抑えるとサウンド全体が明るくなり透明感が出てきます。
2.演奏に不必要なローエンドをカットすることでウーハーが余計な振動をしなくなり出音そのものがクリアーになります。ウーハーが動いている方が低音が出るイメージがしますが実際には出来る限り動かさずに再生することがポイントです。
実際にどのような帯域からローカットをするのか確認していきましょう。ドラムのキックでは、アタックの成分は80Hz/100Hz/120Hz/160Hz辺り、胴鳴りは40Hz/50Hz/60Hz/80Hz。しかし部屋鳴りは20Hz/25Hz/30Hz/40Hz以下の帯域にも存在します(1/2 octの関係:こちらはあくまで僕のイメージです)。この部屋鳴りを上手に抑えることが出来ると必要なキックのサウンドがグッと前に出てきます。
次にEQを操作しながらローカットを開始する帯域を探します。低い周波数から高い周波数へ徐々にスイープしていくと(20Hz→40Hz)透明感のある音からマットな音に変化していきます。質感だけでなく音の輪郭も変化してきます。抜けが悪くなる一歩手前ぐらいで音像が大きく厚みのある音になるスイートスポットが存在します。わずか1Hzの違いでサウンドが大きく変化しますのでじっくり聴き比べながら行なって下さい。
こちらの方法はマスタリングだけでなくトラックダウンのトータルEQにとても有効な手段です。ぜひ皆さん試してみてください!
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「低域の処理(その1)」ではボーカルを聴かせるための低域の処理について書きました。本日は「ローカット」の具体的な方法について説明します。重要なポイントは2つ。
1.演奏を邪魔する低域をカットする
2.ウーハーに無駄な動きをさせないようにする
1.PCのスピーカーからオーディオシステムまで、あらゆる環境で音楽をバランス良く再生するにはローカットが必要な場合があります。演奏を邪魔している低域のマイクのかぶりや部屋鳴りを抑えるとサウンド全体が明るくなり透明感が出てきます。
2.演奏に不必要なローエンドをカットすることでウーハーが余計な振動をしなくなり出音そのものがクリアーになります。ウーハーが動いている方が低音が出るイメージがしますが実際には出来る限り動かさずに再生することがポイントです。
実際にどのような帯域からローカットをするのか確認していきましょう。ドラムのキックでは、アタックの成分は80Hz/100Hz/120Hz/160Hz辺り、胴鳴りは40Hz/50Hz/60Hz/80Hz。しかし部屋鳴りは20Hz/25Hz/30Hz/40Hz以下の帯域にも存在します(1/2 octの関係:こちらはあくまで僕のイメージです)。この部屋鳴りを上手に抑えることが出来ると必要なキックのサウンドがグッと前に出てきます。
次にEQを操作しながらローカットを開始する帯域を探します。低い周波数から高い周波数へ徐々にスイープしていくと(20Hz→40Hz)透明感のある音からマットな音に変化していきます。質感だけでなく音の輪郭も変化してきます。抜けが悪くなる一歩手前ぐらいで音像が大きく厚みのある音になるスイートスポットが存在します。わずか1Hzの違いでサウンドが大きく変化しますのでじっくり聴き比べながら行なって下さい。
こちらの方法はマスタリングだけでなくトラックダウンのトータルEQにとても有効な手段です。ぜひ皆さん試してみてください!
サイデラ・マスタリング→www.saidera.co.jp
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2013年7月1日月曜日
KORG AudioGateの基本性能
**AudioGateでできること**
1.DSD(2.8~5.6MHz、WSD/DSDIFF/DSF)とPCM(WAV/AIFF/MP3他(OSにより異なる)、 44.1kHz〜192kHz、16Bit〜32Bit(float))における相互変換。アップコンバートやダウンコンバート。 2種類のディザーあり。2.曲ごとに0.1dB単位でDSDドメインでのレベル調節。曲ごとまたは各曲間のバランスを保持してのノーマライズ。
3.PlayStation3などで再生できる「DSD Disc」(2.8MHz DSF)や、「AudioCD(CDDA)」の作成。
4.DSDドメインでの簡易編集。曲の分割・結合・フェード処理・音量調整・L/Rバランス調整。
5.DSDや192kHzなどのハイサンプルデータのPCMリアルタイム変換(ダウンコンバート)出力。コンピュータに接続されたDirect Sound/ASIO(Windows)、Core Audio(Mac OS X)デバイスから出力可能。
**AudioGateでできないこと**
1.クロスフェードはできない=音が連続する箇所での編集はできない2.DSDで書きだすと頭とエンドにごく短いフェードイン/アウトが付加する=音が連続している箇所でファイルを分けると、ファイルの分け目で一瞬の無音ができる
3.曲間(無音)を追加することはできない。無音ファイルを用意して結合しても結合箇所でノイズが乗ることがある。
ここまで2013-07-01改定
記念すべき2010年11月15日、KORGのDSD/PCM変換ソフトウェア、「AudioGate」のフリーDLが開始されましたね!今回のバージョンアップ(Ver2.1)から、MRシリーズのハードウェアを持っていない方でもTwitterアカウントがあれば誰でもAudioGateを使用することが可能になりました!
今回のバージョンアップ内容は3つ。
1.上記の通りMRのハードウェアが無くてもTwitterアカウントでAudioGateをアクティベート可能。
2.オートツイート機能。AudioGateでのファイル変換時、Twitterに直接つぶやける(任意)。
3.オートアップデート機能。ソフトのバージョンを自動で常に最新に保ちます。
AV Watch「藤本健のDigital Audio Laboratory」でおなじみの@kenfujimoto氏のBlogに詳しくレポートされていますよ→「PCでDSD再生を可能にする無料のTwitterウェア、AudioGate」
Twitter上でのAudioGate変換中継は#AudioGateにてチェックしてくださいね!
==
Twitterでも超話題!になっている、KORGのPCM/DSD相互変換ソフトウェア「AudioGate」のフリーダウンロード化(Ver.2.1)は2010年11月15日から!
終了しました。これにあわせて、サイデラ・モーニングセッション#026では「AudioGate徹底検証」を行ないますよ!開催内容は、1.AudioGateの基本操作 2.PCMtoDSDアップコンバートの音質 3.DSDtoPCMダウンコンバートの音質 です!
++告知++
サイデラ・モーニング・セッション#026
テーマ:「KORG AudioGate徹底検証」
日時:2010.11.15 月曜日 9:00AM-10:00AM
場所:サイデラ・マスタリング (PMC MB1 x5.1ch(最寄り駅;東京メトロ外苑前、JR原宿)
参加申し込み:saraudon009@gmail.comまで、メールにてお名前/ご所属をお知らせ下さい。詳しくはこちら。
++
サイデラ・マスタリングでのAudioGate使用法についてはこれまでもBlogで紹介してきましたが、フリーダウンロードになるのでAudioGateの基本性能のおさらいです。KORG MRシリーズをお持ちでない方も、OtotoyなどでダウンロードしたDSDデータを楽しむことが可能になりますね!
1. DSD(2.8~5.6MHz、WSD/DSDIFF/DSF)とPCM(非圧縮/可逆圧縮/圧縮、44.1KHz〜192KHz、16Bit〜32Bit(float))における相互変換。アップコンバートやダウンコンバート。
2. 曲ごとの0.1dB単位でのレベル調節。各曲ごとまたは各曲間のバランスを保持してでのノーマライズ。
3. PlayStation3などで再生出来る「DSD Disc」(2.8MHz DSF)や、「AudioCD(CDDA)」の作成。2種類のディザーあり。
4. ソングの分割・結合・フェード処理・音量調整・L/Rバランス調整など、DSDドメインでも可能な基本的な編集機能。ただしクロスフェードは出来ない。=音が連続した箇所での編集は出来ない。
5. DSDや192KHzなどのハイサンプルデータも、コンピュータに接続されたDirect Sound/ASIO(Windows)、Core Audio(Mac OS X)デバイスからPCMリアルタイム変換(ダウンコンバート)して出力可能。
「オーディオ・フォーマット変換アプリケーション・ソフトウェアAudioGateのフリー・ダウンロードを11月15日から開始。」
”コルグDSDレコーダーMR シリーズに付属していたAudioGateがv2.1からフリー・ダウンロードとなり、MR シリーズの枠を超え、DSD の可能性をすべての人にお届けします。フォーマットのダウン・コンバートだけでなく、他のフォーマットからDSDへのアップ・コンバートもok。そのほかオーディオCDのみならずDSDディスクの読み込み/書き込みも可能です。お気に入りの楽曲をDSD でダウンロードして聴いたり、今あるファイルをDSDフォーマットへ変換したり、DSDの最高音質をぜひ手に入れてください。
AudioGate v2.1は2010年11月15日より、 www.korguser.net/audiogate から無償ダウンロード開始予定です。”
主なアップデート内容
1. Twitter アカウントによるアクティベーション方式を追加
コルグ MR シリーズをお持ちでない方でも、Twitter アカウントさえあればどなたでもフリー・ユーザーとしてAudioGate をお使い頂けるようになります。
※コルグMR シリーズをお持ちでないフリー・ユーザーの方には、一部制限事項があります。
2. オート・ツイート機能を追加
この機能のオンに設定すると、お使いのTwitter アカウントからAudioGate が自動ツイートします(アクティベーション時、エクスポート時、およびディスク作成時)。
※ツイート前には必ずツイート内容確認用のダイアログが表示されます。AudioGate が無断でツイートすることはありません。
3. オート・アップデート機能
AudioGate から直接、アップデートの確認と最新版のダウンロードができるようになります。お使いのAudioGate を常に最新版に保って頂くことで、より高いパフォーマンスと安定性を得ることができます。
--2010.11.5KORGニュースより引用--
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