2013年7月10日水曜日

iPhone ® で録音!

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。

最も身近なレコーダーといえる iPhone ® で、演奏をきれいに録音するためにあれこれ考えてみました。研究途中のメモですが、是非お試しくださ〜い!

用意するもの:折りたたみ式譜面台、ハンドタオル(またはハンカチ等)


1.iPhone ® を機内モードにする、アラーム類をOFFにする

2.譜面台にハンドタオルを敷いてクッション&吸音材とし、マイクロフォンのあるホームボタン側を音源に向け iPhone ® を設置する(台などに直接置かないのがコツ! 周囲に空間を確保します

※できれば、ビニルテープ等で落下防止対策を施す(iPhone ® を譜面台に貼り付ける)

※ iPhone ® を、奏者(音源)から水平方向に2m〜5mほど、垂直方向に3mほどの位置に設置できると良質な響きが捉えられると思います。高さ確保のため、譜面台をテーブルの上に置いたりできると良いのですが……色々試してみてください!

3.録音する




アプリは「Recordium」を使ってみました。設定はこんな感じ↓


iPhone は Apple Inc.の商標です。 iPhone 商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。


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2013年7月9日火曜日

J-POPのマスタリング(その1)「ボーカルを引き立てる機材の選択」

チーフエンジニアの森崎です。本日はJ-POPのマスタリングについて(その1)。

J-POPのマスタリングのポイントは
1.ボーカルにスポットライトが当たっているかのような存在感のある音作り
2.ボーカルを華やかに引き立てるキラキラ明るく元気なサウンド。
があります。

僕のJ-POPのマスタリングでは、音に厚みを出すためにPrismSound MLA-2(アナログコンプ)をよく使います。インプットレベルを大きめに調整して「ハーモニック・ディストーション」の効果を狙い、音の艶と透明感を付加します。

MLA-2のインプットへのラインケーブルにはMOGAMI2549を使います。このケーブルはSaidera Ai SD-9003と比較するとレンジは広くないですが、逆に言うとローエンドとハイエンドが適度に抑えられてボーカルの芯の帯域が出てくるのでJ-POPにはぴったりです。2549は1メートルあたり100円台で買えるケーブルですがマスタリングではサウンドの方向性に合った機材を選択することがとても重要なのです。もう少し低域やガッツが欲しいときはTRANSPARENT Music Link Superを使います。このラインの選択は声質に大きく影響するのでいくつか聴き比べながら時間をかけて選択しています。
2013-07-08改定


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2013年7月5日金曜日

リミッターの使いこなし(その2)「ソフトリミッターを使い分ける」

チーフエンジニアの森崎です。
リミッターの使いこなし(その2)としてリミッターとソフトリミッターの使い方を説明します。

プラグインやデジタルコンプには、
1.リミッター
2.ソフトリミッター
などの名称でちがうアルゴリズムが用意されている機種があります。

1.リミッターはガッツリ効きます。こちらは特に歪みやすい音、ピアノ、左右に広がるディストーションギター、アタックの強いキックなどに有効です。僕の場合はどうしても抑えきれない突発的なピークがある場合はリミッターを使います

2.ソフトリミッターは緩やかに効きます。木管楽器などアタックが弱い楽器やレベルを入れずに仕上げる楽曲に有効です。僕は最初はまずソフトリミッターを試します。ピークが少ない楽曲の場合はソフトリミッターだけで十分に音をまとめることが可能で、より自然な音の仕上がりを得ることができます

ナチュラルな音に仕上げるにはソフトリミッターで全体をまとめつつリミッターを補助的に使うのがポイントです。2つのリミッターのサウンドの特徴は前者は輪郭がハッキリしたキレのあるサウンド、後者はナチュラルで暖かみがあるサウンドです。ソフトリミッターのパラメーターを上手に設定してテープコンプレッションのような効果を作るテクニックもあります。2ミックスにトータルでかける場合は前段のソフトリミッターと後段のリミッターとのバランスでサウンドのキャラクターを微調整できます。ナチュラルな音に仕上げたい場合はソフトリミッター寄りのセッティングで、パンチのある音に仕上げたい場合はリミッターをしっかりかけたほうがいいでしょう。いずれのセッティングもリミッターをかけていないオリジナルの音源と比較試聴しながら音作りすることをお勧めします。
2013-07-05改定


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2013年7月4日木曜日

梅シロップができた!

どうもMushです!

ついに、ついに。ぼくが愛をこめて仕込んだ梅シロップが完成しました!Crystal Clear!

湯煎で加熱消毒して密封。あっという間になくなちゃうんですけどね。けさは朝から梅ジュース乾杯しました!

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2013年7月3日水曜日

ピッチ ピッチ ネジ ネジ 乱 乱 乱

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。



「ネジが合わなくて、マイクロフォンを取り付けられない!」てなことが無いように、ライブレコーディングには「変換ネジ」を持参します。とても参考になるページをリンクしたので、「変換ネジ」についてご存知ない方は御覧ください。

Sound House/PA & レコーディング > ダイナミックマイク > 変換ネジ

SONY/Q & A「マイクホルダーのねじ規格は、どのようなものですか?」

TOMOCA/変換ネジアダプター

実に多くの種類(ピッチ)が存在(乱立?)していますよね。しかし、これら全種類を(しかも複数個)持ち歩くのは中々に大変。そこで「変換する確率の高い組み合わせ」を用意することになります。

まず、コンサートホールにあるのは「1/2 BTS」か「3/8 AKG」が殆どですので、下記はマストアイテム! 近年国内で販売されているマイクロフォン・ホルダーの殆どは、何らかの形で「3/8 AKG」に対応しています。

1/2 BTS → 3/8 AKG
3/8 AKG → 1/2 BTS

その他、カメラ用の三脚に使われている「1/4」も何かと便利です。いわゆる “ICレコーダー” には、三脚への取り付けに対応しているものが多くあります。三脚にマイクロフォンをつけたり、マイクロフォン・スタンドに小型カメラをつけたり……

1/4 → 1/2 BTS
1/2 BTS → 1/4


……と、頭ではわかっていても似たようなサイズのネジがありますので、不安な場合は “変換したいネジ” を持参して売り場で試すと確実です。音を扱う職業人は、地味にネジと戦っているのであります。


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2013年7月2日火曜日

低域の処理(その2)「ローカット」

チーフエンジニアの森崎です。

「低域の処理(その1)」ではボーカルを聴かせるための低域の処理について書きました。本日は「ローカット」の具体的な方法について説明します。重要なポイントは2つ。

1.演奏を邪魔する低域をカットする
2.ウーハーに無駄な動きをさせないようにする

1.PCのスピーカーからオーディオシステムまで、あらゆる環境で音楽をバランス良く再生するにはローカットが必要な場合があります。演奏を邪魔している低域のマイクのかぶりや部屋鳴りを抑えるとサウンド全体が明るくなり透明感が出てきます。

2.演奏に不必要なローエンドをカットすることでウーハーが余計な振動をしなくなり出音そのものがクリアーになります。ウーハーが動いている方が低音が出るイメージがしますが実際には出来る限り動かさずに再生することがポイントです。

実際にどのような帯域からローカットをするのか確認していきましょう。ドラムのキックでは、アタックの成分は80Hz/100Hz/120Hz/160Hz辺り、胴鳴りは40Hz/50Hz/60Hz/80Hz。しかし部屋鳴りは20Hz/25Hz/30Hz/40Hz以下の帯域にも存在します(1/2 octの関係:こちらはあくまで僕のイメージです)。この部屋鳴りを上手に抑えることが出来ると必要なキックのサウンドがグッと前に出てきます。

次にEQを操作しながらローカットを開始する帯域を探します。低い周波数から高い周波数へ徐々にスイープしていくと(20Hz→40Hz)透明感のある音からマットな音に変化していきます。質感だけでなく音の輪郭も変化してきます。抜けが悪くなる一歩手前ぐらいで音像が大きく厚みのある音になるスイートスポットが存在します。わずか1Hzの違いでサウンドが大きく変化しますのでじっくり聴き比べながら行なって下さい。

こちらの方法はマスタリングだけでなくトラックダウンのトータルEQにとても有効な手段です。ぜひ皆さん試してみてください!


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2013年7月1日月曜日

KORG AudioGateの基本性能

**AudioGateでできること**
1.DSD(2.8~5.6MHz、WSD/DSDIFF/DSF)とPCM(WAV/AIFF/MP3他(OSにより異なる)、 44.1kHz〜192kHz、16Bit〜32Bit(float))における相互変換。アップコンバートやダウンコンバート。 2種類のディザーあり。
2.曲ごとに0.1dB単位でDSDドメインでのレベル調節。曲ごとまたは各曲間のバランスを保持してのノーマライズ
3.PlayStation3などで再生できる「DSD Disc」(2.8MHz DSF)や、「AudioCD(CDDA)」の作成。
4.DSDドメインでの簡易編集。曲の分割・結合・フェード処理・音量調整・L/Rバランス調整。
5.DSDや192kHzなどのハイサンプルデータのPCMリアルタイム変換(ダウンコンバート)出力。コンピュータに接続されたDirect Sound/ASIO(Windows)、Core Audio(Mac OS X)デバイスから出力可能。

**AudioGateでできないこと**
1.クロスフェードはできない=音が連続する箇所での編集はできない
2.DSDで書きだすと頭とエンドにごく短いフェードイン/アウトが付加する=音が連続している箇所でファイルを分けると、ファイルの分け目で一瞬の無音ができる
3.曲間(無音)を追加することはできない。無音ファイルを用意して結合しても結合箇所でノイズが乗ることがある。

ここまで2013-07-01改定


記念すべき2010年11月15日、KORGのDSD/PCM変換ソフトウェア、「AudioGate」のフリーDLが開始されましたね!今回のバージョンアップ(Ver2.1)から、MRシリーズのハードウェアを持っていない方でもTwitterアカウントがあれば誰でもAudioGateを使用することが可能になりました!

今回のバージョンアップ内容は3つ。
1.上記の通りMRのハードウェアが無くてもTwitterアカウントでAudioGateをアクティベート可能。
2.オートツイート機能。AudioGateでのファイル変換時、Twitterに直接つぶやける(任意)。
3.オートアップデート機能。ソフトのバージョンを自動で常に最新に保ちます。
AV Watch「藤本健のDigital Audio Laboratory」でおなじみの@kenfujimoto氏のBlogに詳しくレポートされていますよ→「PCでDSD再生を可能にする無料のTwitterウェア、AudioGate

Twitter上でのAudioGate変換中継は#AudioGateにてチェックしてくださいね!

==

Twitterでも超話題!になっている、KORGのPCM/DSD相互変換ソフトウェア「AudioGate」のフリーダウンロード化(Ver.2.1)は2010年11月15日から!

終了しました。これにあわせて、サイデラ・モーニングセッション#026では「AudioGate徹底検証」を行ないますよ!開催内容は、1.AudioGateの基本操作 2.PCMtoDSDアップコンバートの音質 3.DSDtoPCMダウンコンバートの音質 です!


++告知++
サイデラ・モーニング・セッション#026
テーマ:「KORG AudioGate徹底検証」
日時:2010.11.15 月曜日 9:00AM-10:00AM
場所:サイデラ・マスタリング (PMC MB1 x5.1ch(最寄り駅;東京メトロ外苑前、JR原宿)
参加申し込み:saraudon009@gmail.comまで、メールにてお名前/ご所属をお知らせ下さい。詳しくはこちら。
++

サイデラ・マスタリングでのAudioGate使用法についてはこれまでもBlogで紹介してきましたが、フリーダウンロードになるのでAudioGateの基本性能のおさらいです。KORG MRシリーズをお持ちでない方も、OtotoyなどでダウンロードしたDSDデータを楽しむことが可能になりますね!

1. DSD(2.8~5.6MHz、WSD/DSDIFF/DSF)とPCM(非圧縮/可逆圧縮/圧縮、44.1KHz〜192KHz、16Bit〜32Bit(float))における相互変換。アップコンバートやダウンコンバート。
2. 曲ごとの0.1dB単位でのレベル調節。各曲ごとまたは各曲間のバランスを保持してでのノーマライズ。
3. PlayStation3などで再生出来る「DSD Disc」(2.8MHz DSF)や、「AudioCD(CDDA)」の作成。2種類のディザーあり。
4. ソングの分割・結合・フェード処理・音量調整・L/Rバランス調整など、DSDドメインでも可能な基本的な編集機能。ただしクロスフェードは出来ない。=音が連続した箇所での編集は出来ない。
5. DSDや192KHzなどのハイサンプルデータも、コンピュータに接続されたDirect Sound/ASIO(Windows)、Core Audio(Mac OS X)デバイスからPCMリアルタイム変換(ダウンコンバート)して出力可能。

「オーディオ・フォーマット変換アプリケーション・ソフトウェアAudioGateのフリー・ダウンロードを11月15日から開始。」
”コルグDSDレコーダーMR シリーズに付属していたAudioGateがv2.1からフリー・ダウンロードとなり、MR シリーズの枠を超え、DSD の可能性をすべての人にお届けします。フォーマットのダウン・コンバートだけでなく、他のフォーマットからDSDへのアップ・コンバートもok。そのほかオーディオCDのみならずDSDディスクの読み込み/書き込みも可能です。お気に入りの楽曲をDSD でダウンロードして聴いたり、今あるファイルをDSDフォーマットへ変換したり、DSDの最高音質をぜひ手に入れてください。
AudioGate v2.1は2010年11月15日より、 www.korguser.net/audiogate から無償ダウンロード開始予定です。”
主なアップデート内容
1. Twitter アカウントによるアクティベーション方式を追加
コルグ MR シリーズをお持ちでない方でも、Twitter アカウントさえあればどなたでもフリー・ユーザーとしてAudioGate をお使い頂けるようになります。
※コルグMR シリーズをお持ちでないフリー・ユーザーの方には、一部制限事項があります。
2. オート・ツイート機能を追加
この機能のオンに設定すると、お使いのTwitter アカウントからAudioGate が自動ツイートします(アクティベーション時、エクスポート時、およびディスク作成時)。
※ツイート前には必ずツイート内容確認用のダイアログが表示されます。AudioGate が無断でツイートすることはありません。
3. オート・アップデート機能
AudioGate から直接、アップデートの確認と最新版のダウンロードができるようになります。お使いのAudioGate を常に最新版に保って頂くことで、より高いパフォーマンスと安定性を得ることができます。
--2010.11.5KORGニュースより引用--



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