暇すぎると、ふといつもと違うことにハマることってありますよね。
初めまして。デスクの今井です。
Mushさんも、そんな時になんとお菓子つくりにはまり、
しかも結構本気だったようで、
一番の力作は「レモンケーキ」だったとか。
お菓子つながりで、今日スタジオにいらっしゃった方から
TORAYA CAFEのあんぱんいただいちゃいました★
小倉あんとこしあんと、ついでにケーブルの宣伝www
これです。
ちなみに私は「日曜大工」にはまっています。
暇があっては地域のDIYコーナーへ行き、
工具にみとれ、金具を物色したり。
これって不思議と音楽とかアート分野にいる方々は
よく当てはまるのでは??
お話を聞いてると、
案外皆さんいろんなものにハマっているようです。
そこから新たな感性が磨かれたり??
皆さんは、どんなことにハマってますかね?
ついでにちょっと宣伝を。
イベントやります!
■イベント名:酒と色女と音男vol.2
■日時:8/20(土)
14:30 open
17:00 start
20:00 close
■場所
海の家Aloha Table(片瀬江ノ島駅徒歩5分)
■出演
OTOGUMI'/あなあくやまい/でいとりっぱー
NOEL/ShiropT(ライブペインティングバンド)ando more...
■HP
http://sakeiromeotona.web.fc2.com/
■mail
sakeiromeotona@gmail.com
ぜひみなさんコンタクトとってください!
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2011年8月11日木曜日
2011年8月9日火曜日
お盆
デスクの阿地方(あちかた)です。
そろそろ、お盆ですね。
スタジオのお隣の空き地はひまわりが咲き
全力で夏を感じる今日この頃。
先日、夏を満喫しようと海へと出かけ、
喜び勇んで海に入り、
1分もしないうちにクラゲに刺され涙を流しました。
夏がはじまったと思いきや、
すでにお盆と知った一日でした。
LINK:
[特集]海の危険生物(クラゲ)
新江ノ島水族館「クラゲファンタジーホール」
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そろそろ、お盆ですね。
スタジオのお隣の空き地はひまわりが咲き
全力で夏を感じる今日この頃。
先日、夏を満喫しようと海へと出かけ、
喜び勇んで海に入り、
1分もしないうちにクラゲに刺され涙を流しました。
夏がはじまったと思いきや、
すでにお盆と知った一日でした。
犯人画像
LINK:
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新江ノ島水族館「クラゲファンタジーホール」
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2011年8月8日月曜日
0.5デシベルのアップ/ダウン
チーフ・エンジニアの森崎です。
0.5dB(デシベル)の違いが、微妙なニュアンスの表現につながります。
高音質配信などダイナミックレンジの広いサウンドを扱う時にも必須です。
(1)オケとボーカルのバランス
(2)ロー、ミッド、ハイ帯域
(3)アタックを強調
(4)インプット・レベル
[ 解説 ]
(1)オケとボーカルのバランス。
「ボーカルちょっと大きめ/小さめ」という場合、まずは0.5dBアップ/ダウンで聴いてみましょう。ボーカルトラックを1.0dB大きく/小さくするとオケとヴォーカルは、離れすぎてしまうことがあります。音数の少ないR&B、バラードなどは、ボーカルの音像(声の輪郭)が大きく聴こえますから0.5dB小さめ、リズム楽器だけでなく、シンセ、ストリングスなど色々な楽器が入った音数が多いオケの場合は0.5dB大きめのテイクも念のため押さえておくといいですね。
(2)オケのバランスとは一つ一つを細かくバランスをとることは当たり前ですが、3バンドやシェルビングEQでざっくり調整するとサウンドの方向性が見えてきます。帯域はロー(~120Hz)、ミッド(120Hz~4kHz、6kz前後)、ハイ(4kHz、6kHz~)辺りで分けます。DAW内でミックスしているとレンジが広過ぎて中低域に厚みがなく感じる事があります。ミッドレンジを0.5dB程アップするとアナログ機材を通したようなローエンド、ハイエンドが少し落ちたかまぼこ型のバランスになり、厚み、密度のあるサウンドを得る事が出来ます。またトータルでコンプをかけるとシンバルやハットがシャカシャカ目立って歌の存在感がマスキングされることがあります。COMPの前にEQでハイを0.5dB下げることで、相対的にロー、ミッドレンジにコンプかかかりやすくなり歌の存在感がぐっと増します。
(3)ミックス時、キックやヴォーカルを強調してもサウンドに変化が無い、リズムがタイトに聴こえないときは音の芯、輪郭がはっきり聴こえにくい事が考えられます。EQでアタックや声の芯を強調する場合も0.5dB単位のアップ/ダウンからスタートすると良いでしょう。キックの芯は柔らかめなら100Hz、固めなら120Hz、スネアは1kHz、1.2kHz、1.4kHzで音楽に合った質感を選びます。僕はヴォーカルは1.1kHを基本にしてます。女性ヴォーカルなら1.4kHz。アーティスト、ジャンルに合わせて周波数は細かく変えましょう。
(4)ヘッドアンプ、AD/DAコンバーター、アナログEQ、アナログCOMPなどアナログ入力のある機材はすべて入力レベルで音質が微妙に変化します。透明感のある音質を得るには、当たり前ですが歪まないレベルで入力します。さらに0.5dBステップで徐々に大きくしていきます。ある程度入力レベルを大きくしていくと音質が「特に変化無し」→「明るい/透明感有り」→「歪みが出始める」という3段階に変化するところがあります。機材にもよりますが、歪みが出始める瞬間からだいたい0.5dB下げたポイントがスイートスポットで「明るく透明感あるサウンド」を得ることが出来ます。そこからさらに0.1dBずつ微調整すれば更にイメージ通りのサウンドを得る事が出来るはずです。音質は若干異なりますがプロツールスなどDAWのマスターフェーダーの入力レベルについても同様の方法でニュアンスのコントロールが可能です。
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0.5dB(デシベル)の違いが、微妙なニュアンスの表現につながります。
高音質配信などダイナミックレンジの広いサウンドを扱う時にも必須です。
(1)オケとボーカルのバランス
(2)ロー、ミッド、ハイ帯域
(3)アタックを強調
(4)インプット・レベル
[ 解説 ]
(1)オケとボーカルのバランス。
「ボーカルちょっと大きめ/小さめ」という場合、まずは0.5dBアップ/ダウンで聴いてみましょう。ボーカルトラックを1.0dB大きく/小さくするとオケとヴォーカルは、離れすぎてしまうことがあります。音数の少ないR&B、バラードなどは、ボーカルの音像(声の輪郭)が大きく聴こえますから0.5dB小さめ、リズム楽器だけでなく、シンセ、ストリングスなど色々な楽器が入った音数が多いオケの場合は0.5dB大きめのテイクも念のため押さえておくといいですね。
(2)オケのバランスとは一つ一つを細かくバランスをとることは当たり前ですが、3バンドやシェルビングEQでざっくり調整するとサウンドの方向性が見えてきます。帯域はロー(~120Hz)、ミッド(120Hz~4kHz、6kz前後)、ハイ(4kHz、6kHz~)辺りで分けます。DAW内でミックスしているとレンジが広過ぎて中低域に厚みがなく感じる事があります。ミッドレンジを0.5dB程アップするとアナログ機材を通したようなローエンド、ハイエンドが少し落ちたかまぼこ型のバランスになり、厚み、密度のあるサウンドを得る事が出来ます。またトータルでコンプをかけるとシンバルやハットがシャカシャカ目立って歌の存在感がマスキングされることがあります。COMPの前にEQでハイを0.5dB下げることで、相対的にロー、ミッドレンジにコンプかかかりやすくなり歌の存在感がぐっと増します。
(3)ミックス時、キックやヴォーカルを強調してもサウンドに変化が無い、リズムがタイトに聴こえないときは音の芯、輪郭がはっきり聴こえにくい事が考えられます。EQでアタックや声の芯を強調する場合も0.5dB単位のアップ/ダウンからスタートすると良いでしょう。キックの芯は柔らかめなら100Hz、固めなら120Hz、スネアは1kHz、1.2kHz、1.4kHzで音楽に合った質感を選びます。僕はヴォーカルは1.1kHを基本にしてます。女性ヴォーカルなら1.4kHz。アーティスト、ジャンルに合わせて周波数は細かく変えましょう。
(4)ヘッドアンプ、AD/DAコンバーター、アナログEQ、アナログCOMPなどアナログ入力のある機材はすべて入力レベルで音質が微妙に変化します。透明感のある音質を得るには、当たり前ですが歪まないレベルで入力します。さらに0.5dBステップで徐々に大きくしていきます。ある程度入力レベルを大きくしていくと音質が「特に変化無し」→「明るい/透明感有り」→「歪みが出始める」という3段階に変化するところがあります。機材にもよりますが、歪みが出始める瞬間からだいたい0.5dB下げたポイントがスイートスポットで「明るく透明感あるサウンド」を得ることが出来ます。そこからさらに0.1dBずつ微調整すれば更にイメージ通りのサウンドを得る事が出来るはずです。音質は若干異なりますがプロツールスなどDAWのマスターフェーダーの入力レベルについても同様の方法でニュアンスのコントロールが可能です。
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2011年8月5日金曜日
『ベルリナー・ナハト/オノ セイゲン』 Berliner Nächte /Seigen Ono
こちらから購入いただけます!
http://music.e-onkyo.com/artist/m110805_R1.asp
1 Berliner Nächte memories (14’09)
2 Berliner Nächte part-1 (6’48)
3 Berliner Nächte part-2 (6’30)
4 Berliner Nächte part-3 (11’47)
5 Berliner Nächte part-4 (13’48)
6 Berliner Nächte refrain (6’28)
Seigen Ono: 12 strings guitar (YAMAHA APX-9-12)
No synthesizers or samplers.
Written, performed and produced by Seigen Ono
DSD Mastered by Seigen Ono at Saidera Mastering, July 2011
Recorded at GREEN studio, Milan, September 1988
Mixed at QUAD, New York City, December 1988,
Track1 and 6 mixed at Saidera Mastering, July 2011
+++++++++++
この何年かは、キャノン、ソニー、東芝なども参加して話題となる家具の国際見本市ミラノサローネ。イタリアのデザイナー、建築家たちの間では、今でも伝説となっているのが、1988年ミラノのMattatoio(食肉処理工場)で行われた”pallucco”のコラボレーション”Furnuture shown under film light”であった。古くからあった工場が1973年頃に閉鎖になったままの工場跡地、その床(コンクリート)の通路、展示箇所とするエリアだけをきれいに磨き上げ、それ以外はジャン・コクトーの「美女と野獣」を連想させるような廃墟そのままなのである。そこにまさにコクトーの映画の撮影監督(director of photography)であったアンリ・アレカン(Henry Alekan)が照明デザイナーとして、スチール写真は超売れっ子のファッション系のカメラマン、ピーター・リンドバーグ( Peter Lindberg)、そこに当時まったくの無名であるオノ セイゲンが音楽を、その場所、空間に合わせて作曲するという、今考えれば夢のようなプロジェクトである。(Light: Henry Alekan, Music: Seigen Ono, Photo: Peter Lindberg)
そして、そのプロジェクトのためにミラノに滞在していたオノが作った音楽が、この『ベルリナー・ナハト/オノ セイゲン』の「パート1~4」及び、アルバム『バー・デル・マタトイオ/オノ セイゲン』に収録されている「ジェノヴァ(Genova) 」と「イッツ・ソー・ファー・トウ・ゴー(It’s So Far to Go) 」である。今回、『ベルリナー・ナハト/オノ セイゲン』には、2011年7月、新たにトラック1「ベルリナー・ナハト・メモリーズ」トラック6「ベルリナー・ナハト・リフレイン」が、ミキシングされ付け加えられて、ようやく完全なアルバムとなった。また「パート1~4」も最新のDSD技術により、まったく新たなリミックスであるかのような、ダイナミックレンジ及びアナログ真空管のあたたかみが感じられる。
オノの音楽は、基本的にジャズをベースにしたミュージシャンのアンサンブルをベースにしているが、本アルバムは、たった1本の12弦ギターを重ねて作られている。スイスのスチューダー社製、2インチのマスターレコーダーの速度を半分にしたり2倍にしたりするという離れ業を意図も簡単にやってのけている。よって、他のアルバムでは使用されるシンセサイザーやサンプラーも一切使用していない。音響系、ノイズ系というジャンルがあるが、これぞまさに音の実験室と、オノのギターによるエモーショナルなパフォーマンスが産み出した傑作である。
+++++++++++++++
(C)(P) 2011 Seigen Ono/Saidera Records
これらの音楽の原盤権及び係る著作隣接権はサイデラ・レコードに帰属し、個人的視聴に限り使用許可いたします。それ以外の用途(放送、送信可能化、複製、広告、公共での使用、その他)での使用許諾につきましては、必ずサイデラ・レコードまで、どうぞお気軽にご相談下さい。 Tel: 03-5772-2721
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1 Berliner Nächte memories (14’09)
2 Berliner Nächte part-1 (6’48)
3 Berliner Nächte part-2 (6’30)
4 Berliner Nächte part-3 (11’47)
5 Berliner Nächte part-4 (13’48)
6 Berliner Nächte refrain (6’28)
Seigen Ono: 12 strings guitar (YAMAHA APX-9-12)
No synthesizers or samplers.
Written, performed and produced by Seigen Ono
DSD Mastered by Seigen Ono at Saidera Mastering, July 2011
Recorded at GREEN studio, Milan, September 1988
Mixed at QUAD, New York City, December 1988,
Track1 and 6 mixed at Saidera Mastering, July 2011
+++++++++++
この何年かは、キャノン、ソニー、東芝なども参加して話題となる家具の国際見本市ミラノサローネ。イタリアのデザイナー、建築家たちの間では、今でも伝説となっているのが、1988年ミラノのMattatoio(食肉処理工場)で行われた”pallucco”のコラボレーション”Furnuture shown under film light”であった。古くからあった工場が1973年頃に閉鎖になったままの工場跡地、その床(コンクリート)の通路、展示箇所とするエリアだけをきれいに磨き上げ、それ以外はジャン・コクトーの「美女と野獣」を連想させるような廃墟そのままなのである。そこにまさにコクトーの映画の撮影監督(director of photography)であったアンリ・アレカン(Henry Alekan)が照明デザイナーとして、スチール写真は超売れっ子のファッション系のカメラマン、ピーター・リンドバーグ( Peter Lindberg)、そこに当時まったくの無名であるオノ セイゲンが音楽を、その場所、空間に合わせて作曲するという、今考えれば夢のようなプロジェクトである。(Light: Henry Alekan, Music: Seigen Ono, Photo: Peter Lindberg)
そして、そのプロジェクトのためにミラノに滞在していたオノが作った音楽が、この『ベルリナー・ナハト/オノ セイゲン』の「パート1~4」及び、アルバム『バー・デル・マタトイオ/オノ セイゲン』に収録されている「ジェノヴァ(Genova) 」と「イッツ・ソー・ファー・トウ・ゴー(It’s So Far to Go) 」である。今回、『ベルリナー・ナハト/オノ セイゲン』には、2011年7月、新たにトラック1「ベルリナー・ナハト・メモリーズ」トラック6「ベルリナー・ナハト・リフレイン」が、ミキシングされ付け加えられて、ようやく完全なアルバムとなった。また「パート1~4」も最新のDSD技術により、まったく新たなリミックスであるかのような、ダイナミックレンジ及びアナログ真空管のあたたかみが感じられる。
オノの音楽は、基本的にジャズをベースにしたミュージシャンのアンサンブルをベースにしているが、本アルバムは、たった1本の12弦ギターを重ねて作られている。スイスのスチューダー社製、2インチのマスターレコーダーの速度を半分にしたり2倍にしたりするという離れ業を意図も簡単にやってのけている。よって、他のアルバムでは使用されるシンセサイザーやサンプラーも一切使用していない。音響系、ノイズ系というジャンルがあるが、これぞまさに音の実験室と、オノのギターによるエモーショナルなパフォーマンスが産み出した傑作である。
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(C)(P) 2011 Seigen Ono/Saidera Records
これらの音楽の原盤権及び係る著作隣接権はサイデラ・レコードに帰属し、個人的視聴に限り使用許可いたします。それ以外の用途(放送、送信可能化、複製、広告、公共での使用、その他)での使用許諾につきましては、必ずサイデラ・レコードまで、どうぞお気軽にご相談下さい。 Tel: 03-5772-2721
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2011年8月1日月曜日
ミックスマスターのレベル(その4)「マスタリングで音量を大きく仕上げたいときに気をつけるべき6つのポイント」
チーフ・エンジニアの森崎です。
ミックスマスターの音量により、メリットとデメリットがあります。マスタリングで音量の大きな仕上がりを求めるなら、ミキシングでは、以下の点に気をつけましょう。
1. ローエンド(50Hz以下)/ハイエンド(10kHz以上)に偏り、音に芯がなくならないようにする。ドンシャリ傾向のサウンドにしない。
2. ハイハット、シンバル、ボーカルの子音など、高域のピークを抑える。
3. 楽器、ボーカルの輪郭がはっきり聴こえるように。音像の大きなミックス。
4. キックとベースの帯域のかぶりに注意。低域のピークがないか注意。
5. ステレオ成分を使い過ぎない。
6. 客観的に聴いてみる。
★1. ローエンド(50Hz以下)/ハイエンド(10kHz以上)
使い過ぎると、ラジカセやPCのスピーカーのような再生レンジの狭いシステムで低域に厚みのないシャカシャカしたサウンドになります。これらのシステムでも音のバランスよく再生するには100Hz~10kHzの範囲内で基本的な音作りをしましょう。例えば音の芯はキック120Hz、スネア、ボーカル1.0kHz、シンバル4kHzなど。皆さんが思っている以上に低い周波数に存在するのです。
★2. 高域のピーク
一瞬でもあるとレベルが稼げません。例えば、ボーカルのピークの処理をしていない場合、サビで声を張った瞬間にディストーションギターやシンセが大きめの音量で入ってくるとビリつくことがあります。ボーカルの子音を抑えるにはディエッサーが有効ですが抜けが悪くなる場合はEQで補正します。Qを広めにし高域を少し上げて抜けを良くしてから、ピークのある帯域(6kHz~15kHz)をノッチフィルターで下げて耳につく子音の成分のみを抑えましょう。
★3. 音像の大きなミックス
録音は良く出来ているのに輪郭がはっきりせず音像が小さい場合、過剰にコンプをかけている可能性があります。コンプのアタックタイムが早すぎると大事なアタック音を潰してしまい輪郭の無いサウンドになります。対策はアタックタイムを遅くしてアタック成分にコンプがかからないようにする。またレシオを強め(2.0:1、4.0:1)でスレッショルドを緩めのセッティングの方が厚みのあるサウンドになります。
★4. 低域のピーク
低域のピークがあるとリズムがはっきり聴こえずボーカルの抜けやウワモノの抜けも悪くなります。特にベースに注意してください。特定の音域がキックやシンセ、ストリングスの低域成分とぶつかり思わぬピークを生じることがあります。フェーダー操作で聴感上のレベルをコントロールするか、ほんの少しピークを抑える程度のコンプをかけることで対策しましょう。EQの使いこなしのポイントはキックとベースそれぞれで同じ帯域をブーストしないようにすること。例えば120Hzでキックのアタックを強調したら、ベースは60Hzでボリューム感を出しアタックは250Hzで出す、など。
★5. ステレオ成分を使い過ぎない
パンを左右に思いっきり振ったシンセやディストーションギターは音量を入れたときに歪みやすい傾向があります。特に歪みやすいのはソロギターやエンディングのギターの打ちっぱなしの瞬間です。ベースの音とかぶったり、ニュアンスを付けて音をチョーキングした場合はピークが発生し歪みにつながります。それぞれの楽器が重ならないよう定位を変えたり、ボリュームレベルを調整することで対策出来ます。
★6. ミキシングで仕上がったサウンドを客観的に聴いてみる
音量レベルを下げても演奏や歌詞がはっきりと聴こえるか。ニアフィールドモニターだけでなくヘッドホンやラジカセ、PCのスピーカーでもチェックしてみてください。ピークがあるからコンプをかけるのではなくまずはオケと歌のフェーダーバランスを細かく微調整から。次にEQで帯域の補正、最後にコンプの調整をすれば楽器の鳴りの良いダイナミックスあるサウンドに仕上がります。
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ミックスマスターの音量により、メリットとデメリットがあります。マスタリングで音量の大きな仕上がりを求めるなら、ミキシングでは、以下の点に気をつけましょう。
1. ローエンド(50Hz以下)/ハイエンド(10kHz以上)に偏り、音に芯がなくならないようにする。ドンシャリ傾向のサウンドにしない。
2. ハイハット、シンバル、ボーカルの子音など、高域のピークを抑える。
3. 楽器、ボーカルの輪郭がはっきり聴こえるように。音像の大きなミックス。
4. キックとベースの帯域のかぶりに注意。低域のピークがないか注意。
5. ステレオ成分を使い過ぎない。
6. 客観的に聴いてみる。
★1. ローエンド(50Hz以下)/ハイエンド(10kHz以上)
使い過ぎると、ラジカセやPCのスピーカーのような再生レンジの狭いシステムで低域に厚みのないシャカシャカしたサウンドになります。これらのシステムでも音のバランスよく再生するには100Hz~10kHzの範囲内で基本的な音作りをしましょう。例えば音の芯はキック120Hz、スネア、ボーカル1.0kHz、シンバル4kHzなど。皆さんが思っている以上に低い周波数に存在するのです。
★2. 高域のピーク
一瞬でもあるとレベルが稼げません。例えば、ボーカルのピークの処理をしていない場合、サビで声を張った瞬間にディストーションギターやシンセが大きめの音量で入ってくるとビリつくことがあります。ボーカルの子音を抑えるにはディエッサーが有効ですが抜けが悪くなる場合はEQで補正します。Qを広めにし高域を少し上げて抜けを良くしてから、ピークのある帯域(6kHz~15kHz)をノッチフィルターで下げて耳につく子音の成分のみを抑えましょう。
★3. 音像の大きなミックス
録音は良く出来ているのに輪郭がはっきりせず音像が小さい場合、過剰にコンプをかけている可能性があります。コンプのアタックタイムが早すぎると大事なアタック音を潰してしまい輪郭の無いサウンドになります。対策はアタックタイムを遅くしてアタック成分にコンプがかからないようにする。またレシオを強め(2.0:1、4.0:1)でスレッショルドを緩めのセッティングの方が厚みのあるサウンドになります。
★4. 低域のピーク
低域のピークがあるとリズムがはっきり聴こえずボーカルの抜けやウワモノの抜けも悪くなります。特にベースに注意してください。特定の音域がキックやシンセ、ストリングスの低域成分とぶつかり思わぬピークを生じることがあります。フェーダー操作で聴感上のレベルをコントロールするか、ほんの少しピークを抑える程度のコンプをかけることで対策しましょう。EQの使いこなしのポイントはキックとベースそれぞれで同じ帯域をブーストしないようにすること。例えば120Hzでキックのアタックを強調したら、ベースは60Hzでボリューム感を出しアタックは250Hzで出す、など。
★5. ステレオ成分を使い過ぎない
パンを左右に思いっきり振ったシンセやディストーションギターは音量を入れたときに歪みやすい傾向があります。特に歪みやすいのはソロギターやエンディングのギターの打ちっぱなしの瞬間です。ベースの音とかぶったり、ニュアンスを付けて音をチョーキングした場合はピークが発生し歪みにつながります。それぞれの楽器が重ならないよう定位を変えたり、ボリュームレベルを調整することで対策出来ます。
★6. ミキシングで仕上がったサウンドを客観的に聴いてみる
音量レベルを下げても演奏や歌詞がはっきりと聴こえるか。ニアフィールドモニターだけでなくヘッドホンやラジカセ、PCのスピーカーでもチェックしてみてください。ピークがあるからコンプをかけるのではなくまずはオケと歌のフェーダーバランスを細かく微調整から。次にEQで帯域の補正、最後にコンプの調整をすれば楽器の鳴りの良いダイナミックスあるサウンドに仕上がります。
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2011年7月22日金曜日
ミックスマスターのレベル(その3)「音量レベルの小さなミックスマスター」
チーフ・エンジニアの森崎です。
本日は音量レベルの小さなミックスマスターについて。
メリットはズバリ音質の良さです!ヘッドルームに余裕がありレベルオーバーにより歪むことがないためハイエンド/ローエンドまできれいに伸びて、演奏のダイナミクス・奥行き・広がりが繊細なところまで再現されます。クラシックやジャズはもちろん、ポップスやロックでも声や楽器の質感をナチュラルに表現したいときはレベルを入れすぎずにミックスを仕上げましょう。瞬間的なピークでも-1.0dB程度までに押さえた音量レベルがベストです。アウトボードや、複数のプラグインをインサートしての音作りでも、ミックスマスターの音量レベルはヘッドルームに余裕を持たせることで歪まずにクリーンなサウンドを得ることが出来ます。
また、みなさんもミックスでEQをすると思いますが、「ブースト方向にEQ」することが多いのではないでしょうか?ヘッドルームに余裕がなければEQでブーストすることでマスタートラックは、ピークに達して音が硬くなったり歪むことがあります。複数の帯域を、例えばボーカルなら声の芯(1.0kHz)、輪郭(6kHz)、倍音(16kHz)などでEQする場合はより多くのヘッドルームを持たせましょう。またEQする帯域が増えるとEQカーブの重なりでフレーズによっては思わぬピークが生じることがあります。
意外だったのが、ミックス時に出来るだけ音量を入れた方がマスタリング後の仕上がりの音量を大きくできると思っている方が結構いること。そんなことはありませんよ!小さめのミックスでもマスタリングで十分に音量を大きく仕上げることはもちろん可能で歪ませずに聴感上で大きなレベルをつくり出すことができます!マキシマイザーを入れたくなる気持ちもわかりますが、一度バイパスさせてモニターしてみましょう。ミキシングで音量より大切なことは「音楽としてのバランス」です。演奏が分かりやすく聞こえること。歌とオケのバランス。音量レベルやモニターシステムが替わってもニュアンスが変わらないことです。
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本日は音量レベルの小さなミックスマスターについて。
メリットはズバリ音質の良さです!ヘッドルームに余裕がありレベルオーバーにより歪むことがないためハイエンド/ローエンドまできれいに伸びて、演奏のダイナミクス・奥行き・広がりが繊細なところまで再現されます。クラシックやジャズはもちろん、ポップスやロックでも声や楽器の質感をナチュラルに表現したいときはレベルを入れすぎずにミックスを仕上げましょう。瞬間的なピークでも-1.0dB程度までに押さえた音量レベルがベストです。アウトボードや、複数のプラグインをインサートしての音作りでも、ミックスマスターの音量レベルはヘッドルームに余裕を持たせることで歪まずにクリーンなサウンドを得ることが出来ます。
また、みなさんもミックスでEQをすると思いますが、「ブースト方向にEQ」することが多いのではないでしょうか?ヘッドルームに余裕がなければEQでブーストすることでマスタートラックは、ピークに達して音が硬くなったり歪むことがあります。複数の帯域を、例えばボーカルなら声の芯(1.0kHz)、輪郭(6kHz)、倍音(16kHz)などでEQする場合はより多くのヘッドルームを持たせましょう。またEQする帯域が増えるとEQカーブの重なりでフレーズによっては思わぬピークが生じることがあります。
意外だったのが、ミックス時に出来るだけ音量を入れた方がマスタリング後の仕上がりの音量を大きくできると思っている方が結構いること。そんなことはありませんよ!小さめのミックスでもマスタリングで十分に音量を大きく仕上げることはもちろん可能で歪ませずに聴感上で大きなレベルをつくり出すことができます!マキシマイザーを入れたくなる気持ちもわかりますが、一度バイパスさせてモニターしてみましょう。ミキシングで音量より大切なことは「音楽としてのバランス」です。演奏が分かりやすく聞こえること。歌とオケのバランス。音量レベルやモニターシステムが替わってもニュアンスが変わらないことです。
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2011年7月21日木曜日
優先順位1位はマスター・テープのアーカイビング
音楽が好きな人には、ようやく「本当の意味でのレコード」を楽しめることができる時代がきた!
97年をピークにパッケージCDの売り上げはシュリンクしているが、音楽は決してなくならない。携帯型プレーヤーやPCにMP3で1000曲も保存している人も少なくないだろう。しかしそれは情報を間引きされた音で、ジャンルによっては別物と言えるほどに音楽の重要な部分が欠落している。それほどにオリジナルのレコーディングとは違う音なのである。責任ある発言という意味で私は、録音エンジニアという職業のほかに、作曲家としての活動も続けているが、少なくとも私自身のマスターについては、CDとマスターとは異なる音楽体験である。まあ、それほど印象が変わらないCDがあることも認める。
レコード会社、原盤制作会社、レーベル運営、ミュージシャンで自分でCDなどを作っている方々へ。
倉庫代の節約という理由ですでに廃棄してしまった場合は取り返しがつかないが、手元に(保管庫に)アナログ・テープがあることが判っている場合、今すぐ始めないといけない優先順位1位はマスター・テープのアーカイビングである。ハードディスクのスペースや予算を考えたら、96kHz 24bitでデジタル化しているからそれで十分だという意見も理解できる。この10年以内にPro Toolsなどで制作されたマスターは、それでもよいであろう。重要なのは、それ以前の1/4インチ、ハーフインチなどアナログ・マスターテープである。温度湿度の管理がなされていてもアナログテープの劣化は早い。サイデラ・マスタリングでは、STUDER A-80、A820、Dolby-SR/Aのメインテナンスとトランスファー用のケーブル、電源周りまで管理されている。熱処理(ベーキング、オーブン入れ)して、正しい調整により、5.6MHz DSDにアーカイビングしていく。ハードディスクの価格も手頃になり、このタイミングで5.6MHz DSDでアーカイビングできることは画期的である。私自身のマスターも、5.6MHz DSDでアーカイビング後はついに廃棄!とした。後悔しないぞ。ポップス、ジャズ、フュージョン、クラシック、演歌、とりわけ歌の上手い歌手、名演奏のマスター、とにかくアナログ・テープは、5.6MHz DSDでアーカイビングが必須である。希望される場合、同時にDSDマスタリングも受託しているので、どうぞ遠慮なく問い合わせてほしい。2.8MHz DSFあるいは96kHz 24bitにダウンコンバートして高音質音楽配信も可能。これで「本当の意味でのレコード」が楽しめる。
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シニア・エンジニア:オノ セイゲン
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