2015年5月15日金曜日
今週末は「春のヘッドフォン祭2015」!
どうもMushです!
今週末は中野サンプラザにて、「春のヘッドフォン祭2015」です!
お気に入りのヘッドホン/イヤホン、ポータブルプレイヤーを持ち込んで最新のオーディオ体験をしてきてください。
http://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes_event.php
(業務連絡:サイデラ・マスタリングのインターンシップはかならず参加のうえ、全機種を試聴してくること。)
日時:2015年5月16日(土)11:00-19:00 / 17日(日)10:30-18:00
主催:株式会社フジヤエービック
場所:中野サンプラザ(東京都中野区中野 4-1-1)
http://www.sunplaza.jp/
発売中の「サウンド&レコーディング・マガジン 2015年5・6月号」でチーフエンジニア森崎がレビューを担当した、「TEAC HA-P90SD」ももちろん聴けますね。おっと、TEACからはさらにDSD DACの新製品発表もあるようです…!
http://teac.jp/news/display/974/
サウンド&レコーディング・マガジン2015年5・6月号「TEAC HA-P90SD」レビュー
サイデラ・マスタリング→www.saidera.co.jp
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電話でのお問い合わせ→03-5410-6789
メールでのお問い合わせ→→saideramastering2@gmail.com
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2014年11月19日水曜日
【伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム/ランデヴー・イン・トーキョー】本日発売!
ボサノバ・ギタリスト/作曲家/プロデューサーである伊藤ゴローさんとブラジルのチェリストジャキス・モレレンバウムさんの共演によるアルバム【ランデヴー・イン・トーキョー】が本日発売です!マスタリングはCD、ハイレゾともオノ セイゲンが担当。ハイレゾ版も、e-onkyoで配信スタートです!
「これまでもレコーディングやステージで共演を重ねてきた二人が、遂に双頭アルバムを制作。今年没後30年となるアントニオ・カルロス・ジョビンが残した名曲に加え、二人のオリジナル曲を収録しています。3曲ではジャキスの妻であるヴォーカリスト、パウラ・モレレンバウムが参加。さらに、18歳のジャキスとパウラの娘ドラも1曲に参加(これが公式には初録音)。妥協を許さない真摯なミュージシャンによる演奏は、ブラジル音楽の芳醇な魅力を現在に伝えてくれます。」※
※ユニバーサルミュージックWEBページより引用:
http://www.universal-music.co.jp/ito-goro-jaques-morelenbaum/products/uccj-2119/
+++++++++++++
アーティスト名:伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム
CDタイトル名 : ランデヴー・イン・トーキョー
定価 : 3000円+税
レーベル : VERVE
発売元:ユニバーサルミュージック
レコード番号:UCCJ-2119
【収録曲】
1. 三月の雨
2. ユリディスのワルツ
3. ルミネッセンス
4. インセンサテス
5. グラスハウス
6. ショーロ(ガロート)
7. サビア―
8. デイジーチェーン
9. 平和な愛
10. パッサリン
11. フィル・ハイカイ
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2013年7月22日月曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その7)「川崎大師の風鈴市」
どうもMushです!
フィールドレコーディングに行っていると、様々な音風景のタレコミをいただくことがあります。先日行った「浅草寺でのほおずき市」のあとで、川崎大師で風鈴市があるらしいとの情報が。
http://www.kawasakidaishi.com/event/furin.html
ということでたまたまなのですが「池上本門寺の500の風鈴」につづき3連続風鈴の音です。
行ってみると幅10メートルくらいのわりと狭い一帯に全国47都道府県から集まった900種類の風鈴が鳴り響いていました。様々あれどおおまかに種類は3つ。
1.金属製
2.焼き物製
3.ガラス製
例外は備長炭でできたものくらいだったと思います。構造はほとんど同じで、クラゲみたいに逆さのお椀形または鐘形の外身と、芯が吊るされているもの。(当たり前ですが)この123で音の鳴り方がぜんぜん違うんです。1は小さなアタック音(というか鳴り過ぎないように”芯”を小さくしているんだと思います)と長い余韻。さらに金属の種類によっても銅のものは「リーン」で真鍮のものは「ウィーン」みたいに鳴り方が違うわけです。2はアタック重視で響きはほとんど無く「カラン、カツン」といったイメージ。3はその間くらいですが軽めの響き方が特徴的です。
風鈴というと単純に”夏の風物詩”で片付けがちですが、”素材の音を楽しむもの”として接してみると随分違うものに思えてきます。(そしてルックス重視のキャラクターものなどは総じて色気のない音でした。)様々な種類が入り交じって鳴っているのですがぜひ聴いてみてください。
岐阜美濃焼風鈴と岩手南部風鈴に挟まれたあたり
大阪河内風鈴と島根銅鐸風鈴に挟まれたあたり
そしてもはや恒例、風鈴→読経の流れです。蝉が鳴きはじめていて、また本堂の周りにも少しだけ風鈴が吊るされていました
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フィールドレコーディングに行っていると、様々な音風景のタレコミをいただくことがあります。先日行った「浅草寺でのほおずき市」のあとで、川崎大師で風鈴市があるらしいとの情報が。
http://www.kawasakidaishi.com/event/furin.html
ということでたまたまなのですが「池上本門寺の500の風鈴」につづき3連続風鈴の音です。
行ってみると幅10メートルくらいのわりと狭い一帯に全国47都道府県から集まった900種類の風鈴が鳴り響いていました。様々あれどおおまかに種類は3つ。
1.金属製
2.焼き物製
3.ガラス製
例外は備長炭でできたものくらいだったと思います。構造はほとんど同じで、クラゲみたいに逆さのお椀形または鐘形の外身と、芯が吊るされているもの。(当たり前ですが)この123で音の鳴り方がぜんぜん違うんです。1は小さなアタック音(というか鳴り過ぎないように”芯”を小さくしているんだと思います)と長い余韻。さらに金属の種類によっても銅のものは「リーン」で真鍮のものは「ウィーン」みたいに鳴り方が違うわけです。2はアタック重視で響きはほとんど無く「カラン、カツン」といったイメージ。3はその間くらいですが軽めの響き方が特徴的です。
風鈴というと単純に”夏の風物詩”で片付けがちですが、”素材の音を楽しむもの”として接してみると随分違うものに思えてきます。(そしてルックス重視のキャラクターものなどは総じて色気のない音でした。)様々な種類が入り交じって鳴っているのですがぜひ聴いてみてください。
岐阜美濃焼風鈴と岩手南部風鈴に挟まれたあたり
大阪河内風鈴と島根銅鐸風鈴に挟まれたあたり
そしてもはや恒例、風鈴→読経の流れです。蝉が鳴きはじめていて、また本堂の周りにも少しだけ風鈴が吊るされていました
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2013年7月18日木曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その6)「池上本門寺で500の風鈴を聴く」
池上本門寺の「500個の風鈴」をDSD録音してきました。所謂「風鈴の音」を想像しながら百段ある石段を登りながら聴こえてきたのは鈴虫か蝉の声かと思った(にしちゃ時期も早いなと思いつつ)ほど予想外の音。風鈴はガラス製ではなく金属製で、500も集まると結構強烈です。
木と木の間に括りつけられた風鈴がまるで結界のような音場をつくりだしていて、でも決して耳には痛くない。脳に直接届いているような、すごく不思議な場でした。始発電車の時間帯だったのですがすでに近所のご年配方と犬の散歩客がいて、それは避けられず。この「500個の風鈴」の設置は7月20日までだそうです。
さらに本堂では朝の読経が行われていたのでこちらもかなりオフ目にDSD録音。奥まった本堂からさらに約10メートル離れた所です。風鈴は後方50メートル以上のところですが、これだけの音量で届いていました。
今週末は川崎大師の風鈴市を録りに行く予定です!
サイデラ・マスタリング→www.saidera.co.jp
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木と木の間に括りつけられた風鈴がまるで結界のような音場をつくりだしていて、でも決して耳には痛くない。脳に直接届いているような、すごく不思議な場でした。始発電車の時間帯だったのですがすでに近所のご年配方と犬の散歩客がいて、それは避けられず。この「500個の風鈴」の設置は7月20日までだそうです。
さらに本堂では朝の読経が行われていたのでこちらもかなりオフ目にDSD録音。奥まった本堂からさらに約10メートル離れた所です。風鈴は後方50メートル以上のところですが、これだけの音量で届いていました。
今週末は川崎大師の風鈴市を録りに行く予定です!
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2013年7月11日木曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その5)「浅草寺のほおずき市と風鈴」
浅草の浅草寺で毎年7月9・10日の二日間行われるという「ほおずき市」に行ってきました。多くのほおずきの鉢には風鈴が付けられていると聞いて、これはいい音風景だろうとDSDフィールドレコーディングに行きました。すごくにぎわっていましたよ。
風が強く吹いた時の風鈴の音色があまりに激しいので、もう2−3歩離れればよかったなと思いました。ちなみに、7月10日に参拝すると、「四万六千日間毎日お参りしたのと同様の功徳を得られる」と言われているそうで、なんのこっちゃという感じです。
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風が強く吹いた時の風鈴の音色があまりに激しいので、もう2−3歩離れればよかったなと思いました。ちなみに、7月10日に参拝すると、「四万六千日間毎日お参りしたのと同様の功徳を得られる」と言われているそうで、なんのこっちゃという感じです。
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2013年7月1日月曜日
KORG AudioGateの基本性能
**AudioGateでできること**
1.DSD(2.8~5.6MHz、WSD/DSDIFF/DSF)とPCM(WAV/AIFF/MP3他(OSにより異なる)、 44.1kHz〜192kHz、16Bit〜32Bit(float))における相互変換。アップコンバートやダウンコンバート。 2種類のディザーあり。2.曲ごとに0.1dB単位でDSDドメインでのレベル調節。曲ごとまたは各曲間のバランスを保持してのノーマライズ。
3.PlayStation3などで再生できる「DSD Disc」(2.8MHz DSF)や、「AudioCD(CDDA)」の作成。
4.DSDドメインでの簡易編集。曲の分割・結合・フェード処理・音量調整・L/Rバランス調整。
5.DSDや192kHzなどのハイサンプルデータのPCMリアルタイム変換(ダウンコンバート)出力。コンピュータに接続されたDirect Sound/ASIO(Windows)、Core Audio(Mac OS X)デバイスから出力可能。
**AudioGateでできないこと**
1.クロスフェードはできない=音が連続する箇所での編集はできない2.DSDで書きだすと頭とエンドにごく短いフェードイン/アウトが付加する=音が連続している箇所でファイルを分けると、ファイルの分け目で一瞬の無音ができる
3.曲間(無音)を追加することはできない。無音ファイルを用意して結合しても結合箇所でノイズが乗ることがある。
ここまで2013-07-01改定
記念すべき2010年11月15日、KORGのDSD/PCM変換ソフトウェア、「AudioGate」のフリーDLが開始されましたね!今回のバージョンアップ(Ver2.1)から、MRシリーズのハードウェアを持っていない方でもTwitterアカウントがあれば誰でもAudioGateを使用することが可能になりました!
今回のバージョンアップ内容は3つ。
1.上記の通りMRのハードウェアが無くてもTwitterアカウントでAudioGateをアクティベート可能。
2.オートツイート機能。AudioGateでのファイル変換時、Twitterに直接つぶやける(任意)。
3.オートアップデート機能。ソフトのバージョンを自動で常に最新に保ちます。
AV Watch「藤本健のDigital Audio Laboratory」でおなじみの@kenfujimoto氏のBlogに詳しくレポートされていますよ→「PCでDSD再生を可能にする無料のTwitterウェア、AudioGate」
Twitter上でのAudioGate変換中継は#AudioGateにてチェックしてくださいね!
==
Twitterでも超話題!になっている、KORGのPCM/DSD相互変換ソフトウェア「AudioGate」のフリーダウンロード化(Ver.2.1)は2010年11月15日から!
終了しました。これにあわせて、サイデラ・モーニングセッション#026では「AudioGate徹底検証」を行ないますよ!開催内容は、1.AudioGateの基本操作 2.PCMtoDSDアップコンバートの音質 3.DSDtoPCMダウンコンバートの音質 です!
++告知++
サイデラ・モーニング・セッション#026
テーマ:「KORG AudioGate徹底検証」
日時:2010.11.15 月曜日 9:00AM-10:00AM
場所:サイデラ・マスタリング (PMC MB1 x5.1ch(最寄り駅;東京メトロ外苑前、JR原宿)
参加申し込み:saraudon009@gmail.comまで、メールにてお名前/ご所属をお知らせ下さい。詳しくはこちら。
++
サイデラ・マスタリングでのAudioGate使用法についてはこれまでもBlogで紹介してきましたが、フリーダウンロードになるのでAudioGateの基本性能のおさらいです。KORG MRシリーズをお持ちでない方も、OtotoyなどでダウンロードしたDSDデータを楽しむことが可能になりますね!
1. DSD(2.8~5.6MHz、WSD/DSDIFF/DSF)とPCM(非圧縮/可逆圧縮/圧縮、44.1KHz〜192KHz、16Bit〜32Bit(float))における相互変換。アップコンバートやダウンコンバート。
2. 曲ごとの0.1dB単位でのレベル調節。各曲ごとまたは各曲間のバランスを保持してでのノーマライズ。
3. PlayStation3などで再生出来る「DSD Disc」(2.8MHz DSF)や、「AudioCD(CDDA)」の作成。2種類のディザーあり。
4. ソングの分割・結合・フェード処理・音量調整・L/Rバランス調整など、DSDドメインでも可能な基本的な編集機能。ただしクロスフェードは出来ない。=音が連続した箇所での編集は出来ない。
5. DSDや192KHzなどのハイサンプルデータも、コンピュータに接続されたDirect Sound/ASIO(Windows)、Core Audio(Mac OS X)デバイスからPCMリアルタイム変換(ダウンコンバート)して出力可能。
「オーディオ・フォーマット変換アプリケーション・ソフトウェアAudioGateのフリー・ダウンロードを11月15日から開始。」
”コルグDSDレコーダーMR シリーズに付属していたAudioGateがv2.1からフリー・ダウンロードとなり、MR シリーズの枠を超え、DSD の可能性をすべての人にお届けします。フォーマットのダウン・コンバートだけでなく、他のフォーマットからDSDへのアップ・コンバートもok。そのほかオーディオCDのみならずDSDディスクの読み込み/書き込みも可能です。お気に入りの楽曲をDSD でダウンロードして聴いたり、今あるファイルをDSDフォーマットへ変換したり、DSDの最高音質をぜひ手に入れてください。
AudioGate v2.1は2010年11月15日より、 www.korguser.net/audiogate から無償ダウンロード開始予定です。”
主なアップデート内容
1. Twitter アカウントによるアクティベーション方式を追加
コルグ MR シリーズをお持ちでない方でも、Twitter アカウントさえあればどなたでもフリー・ユーザーとしてAudioGate をお使い頂けるようになります。
※コルグMR シリーズをお持ちでないフリー・ユーザーの方には、一部制限事項があります。
2. オート・ツイート機能を追加
この機能のオンに設定すると、お使いのTwitter アカウントからAudioGate が自動ツイートします(アクティベーション時、エクスポート時、およびディスク作成時)。
※ツイート前には必ずツイート内容確認用のダイアログが表示されます。AudioGate が無断でツイートすることはありません。
3. オート・アップデート機能
AudioGate から直接、アップデートの確認と最新版のダウンロードができるようになります。お使いのAudioGate を常に最新版に保って頂くことで、より高いパフォーマンスと安定性を得ることができます。
--2010.11.5KORGニュースより引用--
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2013年5月16日木曜日
2013年5月17日フルートアンサンブルLYNX 「FUGA~バッハ フーガの技法~」 発売記念ミニライブ&サイン会

サイデラ・レコード、ひさしぶりのニューリリース!!フルートアンサンブルLYNXの『FUGA』そして『FOUR JAPAN 』2枚のアルバムが発売されています。Produced by Seigen Ono。『FUGA』はドイツ・ホレダウ地方、ゴッセルツハウゼンの聖マリア受胎告知教会での5.6MHzDSD録音。そしてDSDミックス・マスタリングです。DSD配信ももうすぐ開始します。そして明日のイベントのお知らせです!
LYNX 「FUGA~バッハ フーガの技法~」
発売記念ミニライブ&サイン会
出演:LYNX
日時:2013/5/17(金) 19:00~
場所:タワーレコード渋谷店7Fクラシックフロア
参加方法:観覧はフリーです。
http://tower.jp/store/event/2013/04/003071
4/13 発売 LYNX 「FUGA~バッハ フーガの技法~」(SD-1031)をタワーレコード渋谷店、新宿店にてお買い上げいただいたお客様に、先着でサイン会参加券を差し上げます。
サイン会参加券をお持ちのお客様はミニライブ終了後、サイン会にご参加頂けます。
サイン会参加券配布店舗:タワーレコード渋谷店、新宿店
内容:ミニライブ・サイン会
対象商品:LYNX 「FUGA~バッハ フーガの技法~」(SD-1031)
※ミニライヴ終了後サイン会を実施致します。
※当日はジャケットにサインを致しますのでお買い上げ頂いた商品を忘れずにお持ちくださいませ。
※サイン会参加券1枚で1名様ご参加頂けます。
※当日は必ずサイン会参加券をお持ちください。盗難・紛失等による再発行は致しません。
※当日は観覧フリーですが、サイン会参加券をお持ちのお客様は観覧スペースに優先で入場いただけます。
※当日の混雑具合により入場規制をかけさせて頂く場合がございます。
※イベント対象商品は不良品以外での返品をお受け致しません。
※カメラ及び録音機器等によるLIVE模様の撮影及び収録は固くお断り致します。
※店内での飲食は禁止となっております。
※都合によりイベントの内容変更や中止がある場合がございます。あらかじめご了承ください。
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2013年5月13日月曜日
Saidera Mastering Equipment List
サイデラ・マスタリング機材リスト [2016.8.25更新]
[ DIGITAL AUDIO WORKSTATION ]
Sony SONOMA DSD Audio Work Station
MAGIX SEQUOIA 13
Sonic Studio soundBlade
AVID Pro Tools 10/11/12 with RME HDSPe AES & Fireface UFX

[ ANALOG PLAYBACK ]
Studer A-820 (1/4 inch)
Studer A-80 (1/2 inch)
Dolby 361 A / 363 SR Noise Reduction
[ DIGITAL PLAYBACK ]
TASCAM DA-3000 (DSD/PCM) ×5
KORG MR-2000S (DSD/PCM) ×3
Studer 820X
TASCAM DA45-HR
Sony PCM-1630
Sony DMR-4000 (SN90019 the last one Sony made)
Sony DAQ-1000
Sony DTA-2000

[ ANALOG PROCESSING ]
Dangerous Music BAX EQ (×3 unit)
rockruepel comp.one Tube Compressor
TUBE-TECH MEC-1A (×5ch)
TUBE-TECH SMC 2B Stereo Multiband Compressor
GML 8200 Parametric Equalizer
Prism Sound MLA-2 Stereo Compressor
Avalon 2044 Stereo compressor
AMEK System 9098 Stereo compressor

[ DIGITAL CONVERTERS ]
(Analog to Digital)
Prism Sound ADA-8 (DSD/PCM)
dB Technologies 4496 (M-AD824 ×6ch)
dCS 905 (DSD/PCM)
Meitnerdesign ADC8 (DSD)
Studer D-19 Valve
Studer D-19 (8ch X2 with analog line out and digital AES)
(Digital to Analog)
Lavry Engineering DA-N5 Quintessence
Prism Sound ADA-8 (DSD/PCM)
dB Technologies DA 924
dB Technologies 4496 (M-DA824 X8ch)
Meitnerdesign DAC8 (DSD)
KORG DS-DAC-10
[ DIGITAL PROCESSING ]
TC electronic SYSTEM6000
TC electronic M 5000
dB Technologies 3000S
dB Technologies 4496 (MBY2)
Apogee UV-1000
Sony Sampling Digital Reverberator DRE-S777 (full option ×3 unit)
Yamaha Sampling Reverebrator SREV1
[ ANALOG CONSOLE ]
GML 9100 Mixing System (for recording / mixing 18 input)
Saidera Analog Console SD-100
[ DIGITAL CONSOLE ]
Yamaha O2R96 version2
[ MONITORING ]
GRACE Design m906
PMC MB1
ECLIPSE TD712zMK2 (× 5.1ch)
ECLIPSE TD510MK2 (× 5ch for 3D-sound height)
ECLIPSE TD-M1 (for near field)
ECLIPSE TD307ii (for near field)
Sony TA-DA9100ES (× 2)
Sony TA-DA5700ES (for edit room)
Fostex NF-1A Saidera Mastering Version (x 5ch)
SOLID ACOUSTICS 755 Professional (x 5ch for surround room acoustic control)
Yamaha NS-10M
[ MIC PREAMP ]
GRACE Design m801 (×2, 16ch)
Studer D-19
[ CABLE ]
Saidera Ai Pro Transfer Cable SD-9001
Saidera Ai Pro Transfer Cable SD-9003
HIRO MUSIC SDM custom cables
Saidera Ai Digital Transfer Cable SD-9002
ACROTEC 8N
ACROTEC 6N
Allegro Power Cable
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MAGIX SEQUOIA 13
Sonic Studio soundBlade
AVID Pro Tools 10/11/12 with RME HDSPe AES & Fireface UFX

[ ANALOG PLAYBACK ]
Studer A-820 (1/4 inch)
Studer A-80 (1/2 inch)
Dolby 361 A / 363 SR Noise Reduction
[ DIGITAL PLAYBACK ]
TASCAM DA-3000 (DSD/PCM) ×5
KORG MR-2000S (DSD/PCM) ×3
Studer 820X
TASCAM DA45-HR
Sony PCM-1630
Sony DMR-4000 (SN90019 the last one Sony made)
Sony DAQ-1000
Sony DTA-2000

[ ANALOG PROCESSING ]
Dangerous Music BAX EQ (×3 unit)
rockruepel comp.one Tube Compressor
TUBE-TECH MEC-1A (×5ch)
TUBE-TECH SMC 2B Stereo Multiband Compressor
GML 8200 Parametric Equalizer
Prism Sound MLA-2 Stereo Compressor
Avalon 2044 Stereo compressor
AMEK System 9098 Stereo compressor

[ DIGITAL CONVERTERS ]
(Analog to Digital)
Prism Sound ADA-8 (DSD/PCM)
dB Technologies 4496 (M-AD824 ×6ch)
dCS 905 (DSD/PCM)
Meitnerdesign ADC8 (DSD)
Studer D-19 Valve
Studer D-19 (8ch X2 with analog line out and digital AES)
(Digital to Analog)
Lavry Engineering DA-N5 Quintessence
Prism Sound ADA-8 (DSD/PCM)
dB Technologies DA 924
dB Technologies 4496 (M-DA824 X8ch)
Meitnerdesign DAC8 (DSD)
KORG DS-DAC-10
[ DIGITAL PROCESSING ]
TC electronic SYSTEM6000
TC electronic M 5000
dB Technologies 3000S
dB Technologies 4496 (MBY2)
Apogee UV-1000
Sony Sampling Digital Reverberator DRE-S777 (full option ×3 unit)
Yamaha Sampling Reverebrator SREV1
[ ANALOG CONSOLE ]
GML 9100 Mixing System (for recording / mixing 18 input)
Saidera Analog Console SD-100
[ DIGITAL CONSOLE ]
Yamaha O2R96 version2
[ MONITORING ]
GRACE Design m906
PMC MB1
ECLIPSE TD712zMK2 (× 5.1ch)
ECLIPSE TD510MK2 (× 5ch for 3D-sound height)
ECLIPSE TD-M1 (for near field)
ECLIPSE TD307ii (for near field)
Sony TA-DA9100ES (× 2)
Sony TA-DA5700ES (for edit room)
Fostex NF-1A Saidera Mastering Version (x 5ch)
SOLID ACOUSTICS 755 Professional (x 5ch for surround room acoustic control)
Yamaha NS-10M
[ MIC PREAMP ]
GRACE Design m801 (×2, 16ch)
Studer D-19
[ CABLE ]
Saidera Ai Pro Transfer Cable SD-9001
Saidera Ai Pro Transfer Cable SD-9003
HIRO MUSIC SDM custom cables
Saidera Ai Digital Transfer Cable SD-9002
ACROTEC 8N
ACROTEC 6N
Allegro Power Cable
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2013年4月22日月曜日
ある日のマスタリング風景(その3)「いよいよDSDマスタリング」

ある日のマスタリング風景(その2)「まずはPCMでマスタリング」からつづき
<ケーブルの比較>
Aさん:さらに良くなりました!特に空気感が増えたように聴こえました。
森崎:素晴らしいですね。先ほどは低域を12HzからローカットしていましたがそれをOFFにしてみました。
Aさん:ラジカセでもその違いが分かります。このセッティングは重要ですね。
森崎:それでは最後にケーブルの違いも試してみます。こちらはいかがですか?
Aさん:音の艶が有ります。ガッツが出ました。こちらのケーブルは?
森崎:ACROTECH 8Nケーブルです。上ものの聴こえ方、シンセの厚みはどちらのケーブルが好みですか?
Aさん:両者を比較しながら聴き比べてみると最初のケーブルの方が好みでした。最初のケーブルのブランドは?
森崎:MOGAMIの2549です。
Aさん:このケーブルは色づけなく僕の音を伝えてくれました。ケーブルはMOGAMIでお願いします。
<DSDマスタリング>
森崎:次はいよいよDSDにアップコンバートした音を聴いてみましょう。こちらがDSDマスタリングの音です。
Aさん:透明感が違います!本当に音が澄んでいます。DSDはアンビエント系の音に合っていると思います。響きの聴こえ方も違いますね。再生方法で音のニュアンスがこんなに違うのには驚きです。
森崎:DSDは奥行き、広がり、楽器が鳴った瞬間の音や消え際が最後まで聴こえます。そのため演奏のより細かいところまで再現できるんです。
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2013年4月8日月曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その3)「暴風雨の過ぎ去ったあと」
どうもMushです!
いやはや、先週末の暴風雨はすごかった...。その迫力をDSD録音でとらえてきました☆
的な書き出しでこのブログを予定していたのですが、タイトルの通り"NOT" heavy rain。なんとレコーダーを回そうとした直前に雨の勢いは一気におさまり、ぼくの計画を狂わせたのです。
フィールドレコーディングで一番大切なことは、「その場に行って、録音を回すこと」。高尾山の野鳥の声を録りたかったらそこに行くしかないし、行ったのにレコーダーのバッテリーが切れていては何も残りません。そういう意味で今回二つ失敗がありました。一つは前述のとおり録音を回すまえに雨が弱まってしまったこと。そしてもう一つは、たった一回だけなのですがそのとき大きな雷が鳴ったのです。それを取り逃がしてしまった!まあそういう緊張感というか自然との勝負みたいなところがフィールドレコーディングの醍醐味の一つでもあるのですが。
今回は雨が題材ですが、「水」系の録音は総じて難易度が高い!この録音はあるマンションの駐車場の屋根を雨よけにお借りして録ったのですが、アスファルトを打ちつけるパチパチというパルス系の水音と、もう少し遠くで小さく鳴っている柔らかい雨音。そして排水口を流れる小川のような水音。3つの水のレイヤーを意識したサウンドにしました。
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2012年10月4日木曜日
KORG未発表製品で5.6MHzDSDネイティブ再生@秋葉原 Le Tabou
どうもMUSHです!
昨日は秋葉原は万世橋の裏にひっそりと佇むLe Tabou(ル・タブー)さんで、「DSDネイティブ再生」と題したワークショップが開催されました。内容はKORGの未発表製品を使用しての5.6MHzDSDサウンド試聴会!サイデラ・マスタリングよりオノ セイゲンがゲストとして参加、KORG 5.6MHzDSDネイティブ再生対応DAC「DS-DAC-10」とmusikelectronic geithain ME901KAでの再生試聴となりました。
こ、これがKORGの5.6MHz DSDネイティブ再生DAC、、!個体の大きさはKORG MR-2000Sより奥行き半分、幅3分の1くらいでしょうか。リアにRCAのアナログアウト(ボリューム固定)とフロントにヘッドホンアウトとヘッドホンアウトのボリュームが。MR-2000Sのヘッドホンアウトのサウンドがクリアで素晴らしいので個人的には昨日は聴けなかったヘッドホンアウトの音も気になります!KORGのご担当者は「来月(11月)にでも発売できればいいなぁ」なんて言葉を濁していましたが、これは注目の製品です。5.6MHzDSDネイティブ再生に対応するAudioGateは発売に合わせてバージョンアップがあるとのこと。
秋のヘッドフォン祭り2012でもお披露目されるとのことなので要チェックです!ただ個人的にはもっと若い世代の方にもこういうイベントにどんどん参加していただきたいなと思いました^^; Le Tabouのみなさん、KORGのみなさん、ありがとうございました!
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2012年8月22日水曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その2)「東京夏の蝉」
どうもMUSHです!
まだまだ暑い日が続いております。サイデラ・マスタリングではKORG MR-2000S複数台でのマルチトラックレコーディングなんかもやっているわけなのですが、個人的な趣味でのミニマムなレコーディングセットでのDSD録音記(その2)ですお。
まだまだ暑く蝉の鳴き声も衰えを見せないのですが、正直蝉の声だけは絶対録りたくないと思っていたのですが、毎日原宿は東郷神社横を通っている身としては仕方なく、、ということで(その2)は蝉の声を2バージョンです。東郷神社の敷地内に広がる小さな森の夏は、蝉たちの大合唱がすごいのです。
録音ロケーションは神社のなるべく奥=明治通りからなるべく離れて、現場では人間の耳には車の走行音は随分と遠くに聴こえるのですが、フラットなマイクとレコーダーには通用しません。ばっちりエンジン音の超低音が届いてしまっています。これもある意味東京の夏だなって感じですね。そして途中偶然上空を通りかかったヘリコプターの空気感がすごい!このヘリコプターの再現性を損なわないためにも、少しマイクが吹かれていますがローカットEQをするのはやめました。ノンEQです。もう一つは蝉の会話をお楽しみください。
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2012年7月23日月曜日
DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その1)「盆踊りと太鼓」
どうもMUSHです!
サイデラ・マスタリングではKORG MR-2000S複数台でのマルチトラックレコーディングなんかもやっているわけなのですが、個人的な趣味でミニマムなレコーディングセットでのDSD録音記の連載をはじめることにしましたお。
(その1)は週末に近所の神社で、お祭りとセットでやっていた盆踊り。非常にローファイな拡声器のサウンドと、それに合わせて叩かれていた生の大太鼓小太鼓。DSD録音でフラッターまで記録しちゃいました。ノンEQ、2.8MHzのDSDから24ビット/96kHz WAVへKORG AudioGateでフェードを書いて変換のみ。9624でも、オリジナルに比べるとほんの少し固い部分が出てきてしまうんですよね。
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2012年7月11日水曜日
祝発売!「JiLL-Decoy association/Lining」
ジルデコ結成10周年記念アルバム第2弾(=Jazz)7月11日(水)発売■CD(USM-057) : ¥2,500■e-onkyo music配信(DSD,24bit/96kHz) : ¥2,400 / 単曲¥300■iTunes Store配信 : ¥1,500 / 単曲¥200※各、消費税込み価格
【収録曲】01. Cantaloupe Island02. What A Little Moonlight Can Do feat. Eric Alexander03. Take On Me04. The Island05. Nica’s Dream06. I’ve Got Just About Everything07. I’m All Smiles08. Recado Bossa Nova (The Gift)09. My One And Only Love feat. Eric Alexander10. Obsession
本日祝発売!「JiLL-Decoy association/Lining」のマスタリングを担当しました。今作はCDと、高音質配信(2.8MHz DSDと24ビット/96kHz WAV)それぞれでのフォーマットでのリリース。ミックスマスターもCD用の24ビット/96kHzと、高音質配信用のKORG Clarityで録音されたDSD5.6MHzの「DSD-MTR mix」の2種類ありました。前者はボーカルのメロディーラインやリズムが分かりやすいミックス。後者は演奏の細かなニュアンス、楽器の質感、空気感あるミックスです。CD用は曲ごとの魅力を最大限に引き出した音作りを。高音質配信用は音の鮮度とリアリティーを失わない音作りを施しました。
本日はCD用マスタリングのワンシーンをご紹介。
++
藤巻(録音・ミックスエンジニア):できるかぎり96kHzの質感を活かして仕上がったら最高です!
森崎:それならTC Electronic SYSTEM6000をハイサンプリングで動作させましょう。この質感どうですか?
藤巻:とても良い感じです。ミックスにあった空気感が損なわれていません。
towada:このハイハットの音をもう少し馴染ませることできますか?
森崎:ちょっと機材を替えますね。これでどうでしょう?
towada:何を替えたんですか?
森崎:dB Technonogies MODEL3000S(ディザー)に入力している外部ワードクロックを替えました。こちらArdsyncという90年代の古い機材です。
towada:この質感良いですね!この方向性のサウンドが合う曲が他にもありそうです。
藤巻:1曲目だから明るく入りたいので、この質感のままでもう少しだけレンジを広げることはできますか?
森崎;了解です!ケーブルを替えてみましょう。
towada:今度は何を替えたんですか?
森崎:MODEL3000Sに入力するAESケーブルを替えました。
Chihiro:秘密兵器、飛び出しますね!とっても楽しいです!
towada:歌の感じもとても良いです!これでいきましょう!
森崎:それでは録音していきますね。
towada:森崎さん、さっきの方が歌のフォーカスが合っている感じがしたのですか?
藤巻:僕もそう思いました!さっきの方がリズムがタイトだったような?
森崎:二人とも耳が良過ぎですね(笑)これが、偶数回、奇数回のプレイバックによる音の違いです。
藤巻:噂には聞いていましたが、まさかここまで明確に違いが分かるとは驚きです!恐るべきモニター環境ですね!
森崎:今年のはじめにスタジオ全面Aural Sonic使用の吸音に替えてからさらに微細な差まで聴き分けられるようになりました。特にローエンドの聴き分けが容易になりました。
++
今回「Lining」のマスタリングの作業では機材やケーブルの選択と、レベル調整のみでほとんどを行い、EQ/コンプの処理はほとんどしていません。曲によってはローエンドを25.7Hzからカットしたり、16kHzを少しアップしてCDフォーマットに落とした時に失いやすい空気感をフォローしています。今作ではサイデラ・マスタリングの特徴である良質な電源環境、最短距離のワイヤリング、分かりやすいモニター環境を駆使しての音作りでした。「せーの」で演奏しているグルーヴ、暖かみのあるボーカル、楽器の豊かな響きにぜひ注目して聴いてみてください。
次回は高音質配信用のマスタリングについて。乞うご期待!
■当代きってのテナーサックス・プレイヤー、Eric Alexander 2曲参加
■80年代の大ヒット曲、a-ha「Take On Me」をスタイリッシュにジャズカヴァー
これは、結成10周年を迎えたジルデコが今だからこそ贈る、愛するルーツを思いきり奏でた至福のジャズ・アルバムである!
元々ジャズ・ミュージシャンであり、ジャズを愛するからこそ、あえてジルデコという表現方法を選び、日本語歌詞のオリジナル楽曲による実験と挑戦を続けてきた、towadaとkubota。ジャズとの切っても切れない不思議な縁を自覚しながら、ジャズシンガーと呼ばれることを拒んできたchihiRo。そんな彼らが結成10周年記念アルバム第2弾で、ついに真っ向から<ジャズ>に向き合った。
ジルデコ史上初の全曲英詞カヴァーによるアルバムであるが、選曲やアレンジ、そして演奏と歌唱に込められた想いと表現は、オリジナル楽曲のアルバムと同等に<ジルデコらしさ>をしっかりと感じさせる作品となっており、改めてジルデコが最高にスタイリッシュでクールなアーティストだと認識させられる。
さらに、e-onkyo music から配信される全楽曲音源は(DSD-MTR mix)として、CDに収録されるレコーディング音源(こちらは通常のProToolsを使用)とは違い、G-ROKSスタジオにあるKORG試作DSDレコーダー<Clarity>によってDSDマルチ・レコーディングされ、それ用に別にClarity内でミックスしたヴァージョンである。(※演奏やテイクは同じ) 商業用音楽としてアルバム一枚まるごとClarityを使用するのは、世界初と言っても過言でないほど画期的な試みであり、それは、レコーディング・スタジオの空気感や各楽器の鳴りがまさしくリアルに再現できる音源となっている。
ぜひ両方聴いてみることにより、エンジニアがCDリスナーのために持てる技術と感性を駆使したミックス・ヴァージョンとの音楽の聴こえ方の違いを、存分に楽しんで欲しい。
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2012年6月8日金曜日
【e-onkyo music 限定配信】DSD配信 南博トリオLIVE at ARISTOHALL
ブログ初登場!サイデラ・マスタリングのインターンの福元隆(ふくもとりゅう)です。今日は僕がお世話になっているジャズ・ピアニスト、南博さんの、トリオでのライブ音源のDSD配信を紹介します。
<以下e-onkyo musicより>
【e-onkyo music限定配信】 ジャズ界のみならず、音楽界きっての実力派を迎えた南博トリオのDSD1bit/5.6MHz、ワンポイント録音によるライヴアルバム!ジャズスタンダードの名曲中の名曲「I've never been in love before」から「Body & Soul」、「Tenderly」、「Doxy」とピアノトリオの真髄を存分に聴かせてくれる南博トリオの「生の音」をそのまま楽しめる貴重な作品です。終曲として選ばれたのは、世界的ジャズ・ベーシスト、チャーリー・ヘイデンの「Ellen David」。キース・ジャレット参加の作品「CLOSENESS」に収録されている、チャーリー・ヘイデン好きであれば周知の名曲です。 *ライヴ収録音源ですので客席ノイズ、演奏ノイズ等も多少含まれます。予めご承知おきください。 【南博トリオ】 南博(p)鈴木正人(b)芳垣安洋(dr) 収録:2011年3月2日 南青山「ARISTOHALL」 ライヴレコーディング 機材協力:KORG
URLはこちら↓
南博「Live at ARISTOHALL」特集ページ
http://music.e-onkyo.com/artist/m110520_R.asp
実際に購入できる音源は1bit/2.8MHzのDSDデータ(DSF)で、M1「I've never been in love」冒頭の上昇音階から、ピアノのタッチ、空気感、グルーブ感や息づかいがそのままの形でオーディオから再現され圧倒されました!生音で、トリオのコール&レスポンスがばっちりと伝わってきます!
南博さんとのレッスンの際に直接、推薦コメントをいただきました!
↓ ↓ ↓
ピアノは ベーゼンドルファー。
ノー PA。
マイク 一発録り。
南博
僕(福元)は、DSD配信は生音の忠実な再現に向いているなと強く感じています。DSD配信がたくさん普及すべく。これからもさまざまなDSD配信作品をご紹介していこうと思います!最後に、Saidera Mastering BlogでDSD配信を聴くための最適ツール「KORG AudioGate」の使用方法についても紹介しています!是非ご覧になってください!
「[AudioGate]AudioGateの基本性能」
http://saideramastering.blogspot.jp/2010/11/audiogateaudiogate.html
それでは、アディオス!
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2012年3月8日木曜日
DSDレコーディング(その7)「Vinicius Cantuaria & Bill FrisellxMR-2000S」
どうもMUSHです!
「Vinicius Cantuaria & Bill Frisell Japan Tour 2012」の最終日@Mt.RAINIER HALL SHIBUYAに行って来ましたよ!ヴィニシウス・カントゥアリアのガット・ギターと歌、ビル・フリゼールのストラトキャスターのクリーントーン。たったこれだけの編成を、FOHエンジニア クラウディア・エンゲルハートが最小のマイクと最低限の音量で、照明演出もほとんどなしに客席に届けると、スピーカーの存在が消えていましたよ。
あぁ気持よかった。
サイデラ・マスタリングのFacebookページに写真がぞくぞくアップされています。必見!↓↓
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(いいね!もお願いしまうす)
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2012年1月18日水曜日
守屋純子オーケストラ「Into The Bright Decade」/5.6MHzDSDマスタリング@サイデラ・マスタリング
定価:2,520 円(税込) / 発売日:2012/1/18
品番:SOL JP-0012 / POS:4562263550525
(パーソネル) 守屋純子:ピアノ、作・編曲
Tp: エリック・ミヤシロ、木幡光邦、奥村晶、岡崎好朗
Sax: 近藤和彦、緑川英徳、小池修、アンディー・ウルフ、宮本大路
Tb: 片岡雄三、佐藤春樹、東條あづさ、山城純子
B: 納浩一、D: 大坂昌彦、Perc: 岡部洋一
(録音年月日) 2011年 9月28日&29日、サウンド・シティーAスタジオ
リミッターなし音源を5.6MHz DSDに、KORG MR-2000Sでプレイバック
森崎:音源をエンジニアの岡部潔さんより預かりました。リミッターありとなしの2種類のバージョンです。リミッターなしの方が良いですね。
守屋純子:私もね、そう思う。なしの方がいい。リミッターをかけちゃうと、エリックさんのハイノートや、大路さんの低音がちょっときれいに整い過ぎてしまう。例えばポップスとかの商品だったらそれでもいいと思うんですけど。今回はジャズファンのために(演奏の表情を重視して)仕上げたい。心配はないでしょ(笑)。
森崎:そうですね。トレードですけど、リミッターがかければ太い音の荒さが損なわれています。音がきれいに均されて。
守屋:岡部さんも(リミッティングは)マスタリングの時にやって欲しいとおっしゃっていたので、そのつもりでミックスして下さったと思います。ところでいま鳴っている音は?
森崎:これはリミッターなしのバージョン。KORG AudioGateでDSD 5.6MHzにアップコンバートしてKORGのMR-2000Sです。
守屋:ベースとかもすごく良い音していますね!
森崎:音量確認のためにリミッターありのレベルの入ったバージョンと比較してみましょう。
守屋:リミッター入った方は過度にきれいになっちゃっていますね。絶対に(リミッターなしの)こっちです!絶対にこっち!
森崎:では、これですすめましょう。
基準レベルで質感が決まる
森崎:次に音量レベルをどこまで入れるか。先ほどのプレイバックより1dB下げてみました。
佐々(スパイスオブライフ):ベースのところをもう一度聴かせて頂けますか?ベースのふくよかさなどはこちらの方がありますね。
森崎:岡部さんから、スウィングジャーナルのゴールドディスクもらえる音にして欲しい!とリクエストされているんです(一同大笑い)。レベルを下げた方が躍動感もあるし、楽器の鳴りがいいです。
守屋:岡部さんそんなところ狙っているですか?スウィングジャーナルはもうないけど(笑)。
佐々:レベル下げの方がいいですね。
森崎:ジム・アンダーソン氏が録音した前作と比較してみましょう!
守屋:音質も近いね!
森崎:前作はおそらくPCMで再生してマスタリングしているはずです。
守屋:DSDの方が生っぽさを感じます。
森崎:DSDアップコンバートをマスタリングで使っているのは、おそらく世界でもオノと僕ぐらいです。オノがマスタリングしたVERVEのシリーズは現地にDSDレコーダーを持ち込んで6mmのオリジナルマスターをアーカイブした音源からマスタリングしました。DSDレコーダーはアナログのマスターテープのニュアンスまでそのまま録音出来るんです。
佐々:1dBの違いっていかがですか?
森崎:プラス1dB入れた方が若干ですがアナログ機材の歪み成分でガッツが出るというか、派手に聴こえますね。
佐々:下げた方は、まとまりがあるというか、ナチュラルに聴こえますね。
森崎:音量レベルで質感が決まります。つまりマスタリング最初の1曲の音量レベルの設定はとても重要です。逆にこれが決まってしまえば他の曲は微調整でマスタリングが出来ます。もしオーディオファンの方をターゲットにするなら1dB下げです!
守屋:そうなんですか?
森崎:ジャズのリスナーの方は自分でボリュームをコントロールしてくれるので音量レベルは問題ないんです。ヘッドフォンステレオなどで聴く方をターゲットにするなら大きい方がいいです。
佐々:そうだよね。
守屋:どちらを対象にするかですね。
佐々:オーディオ専門誌でということになるとレベル下げですね。
守屋:私の音楽を聴いて下さる方はどちらかといえばオーディオファンのお客さんが多いと思います。もちろん、中高生にもぜひ買っていただきたいですが、ある程度のオーディオシステムを持っている方が多く買ってくださるかと思います。
佐々:いまCDの購買は落ちているけど、でもオーディオの人たちの購買は落ちていないんですよ。そういう方々が求めているのはいい音の作品です。
守屋:それなら音質の良いほうの1dB下げでいきましょう。
ADコンバーターのニュアンスの違いを比較
森崎:音量はこれで決まりです。次に機材の選択。機材によっても楽器のニュアンスは若干異なります。同様に1曲目でチェックしていきます。まず、こちらが最初のセッティングです。(♪視聴)それで、こちらが別のセッティングです。(♪視聴)
守屋:最初の方が割と荒々しくて生音に近くて華やかな感じで、後の方がまとまりのあるバランスの取れた音に聴こえました。
森崎:そうですね。
守屋:その通りでしょ!どっちもいいんですけどね。
佐々:これは何の違いなんですか?
森崎:ADコンバーター、アナログの信号をデジタルに変換する機材の違いです。最初の方はPrismSound ADA-8、後のはdCS 905です。ミュージシャンが楽器を替えるようにニュアンスの違いがありますね。
守屋、佐々:あるある!
森崎:どちらが好きですか?
守屋:最初の方が生音に近い感じがしました。後の方が商品としてはまとまっていたように聴こえましたがもう一度聴いてもいいですか?
佐々:僕は最初の方が好きでした。
森崎:僕も最初の方で行きたいと思いました。
守屋:最初の方にしましょうよ!後の方がおとなしいですよね。
森崎:岡部さんからもビッグバンドらしさを出して欲しいというリクエストがあったんです。
守屋:最初の方が生音に近い感じがありましたし今回の場合はこちらの方が良いと思いました。
森崎:最初の方が、音像が大きく聴こえました。音量の大きさではなく一つ一つの楽器の音像の大きさ、特にブラス系の楽器が豊かに響いているように聴こえました。ライブハウスの前列で聴いているような。
守屋:そっちの方が良いですね!
森崎:後の方は一番バランスの良い席で聴いているようなサウンドでした。
守屋:二階席ですね(笑)。
佐々:機材だけでこんなに音が変わるんですね!
森崎:モニタースピーカーをシビアに調整していますので、いわゆるレコーディングスタジオよりもわずかな差が正確に聴こえているんです。では最初のセッティングでもう一度聴いてみますね!
森崎:楽器の音の芯が分かりやすく、でも生音のように柔らかく聴き心地のいいサウンドです。
佐々:聴きやすいと言ったらおかしいですけど楽しいですよね!
森崎:楽器のアンサンブルがとても良い。特にブラスセクションのサウンドが素晴らしい!ジャズのトランペットの音は音作りが難しいんですよ。
守屋:サックスよりもですか?
森崎:そうです。サックスはどちらかと言えば人の声に近い帯域で丸みがあるのですが、トランペットが強く吹いた時に歪まずに大きく出すのはとても難しいのです。
*サイデラ・マスタリングでは下記のようなADCを使い分けています。
Prism Sound ADA-8 (DSD/PCM)
dB Technologies 4496 (M-DA824)
dCS 905(DSD/PCM)
Meitnerdesign DAC8 (DSD)
KORG MR-2000S (DSD)
EQで空気感の微調整
森崎:最後にEQで高域の微調整を行ないますね。こちらがAパターン、こちらがBパターンです。
守屋:Bの方がハイが出ているような気がしたのですが?
森崎:実はAの方がハイが出ているんですよ(笑)。
佐々:そうでしょ。
森崎:Bのほうが高域の空気感のある成分を抑えているので楽器の実音に近いところがよく聴こえるんです。Aの方は空気感を出すために16Hz辺りを少し足しています。もう一度聴いてみますね!こちらがAでこちらがBです。
守屋:生に近い方を優先するならAの方が良いですね!
佐々:そう思います。
森崎:Aでいきましょう!ブラスのアンサンブルもAの方がきれいに聴こえました。バッチリだと思います。
リミッターなしのマスタリング
(1曲目を聴き終えて)
守屋:いいと思います!
森崎:今回のマスタリングではリミッターはほとんどかけていません。
守屋:リミッターはいらないと私は思います。実際に皆さんの演奏の音がすごくいいので。たとえば、エリックさんはどんな高い音でも、決してキーっという音にならずあくまでもリラックスした温かい音のままですから。ぜひメンバー全員の生音の素晴らしさを存分に生かしたいと思います。
(♪2曲目のマスタリング作業に進む)
森崎:録音はどちらのスタジオですか?
守屋:サウンドシティーです。前2作品もサウンドシティーでやっているんですよ。サウンドシティーの自然な響きは、アコースティックなビッグバンドの録音には最適だと思っています。
森崎:2曲目も素晴らしいです。このままのバランスでバッチリです。音量レベルの調整だけして録音していきます。
DSDマスタリングと従来のPCMマスタリングの使い分け
(2曲目を聴き終えて)
守屋:とてもいいと思います。ソプラノの音が良くなったね。
森崎:DSDにアップコンバートして作業すると楽器のニュアンスの調整がとてもし易いんです。
守屋:DSDはそんなに新しい技術なんですか?
森崎:技術自体は決して新しいものではないのですが、これだけ身近に扱えるようになったのはここ数年のことです。特に今回のマスタリングで使用しているKORG MR-2000Sが出たのは2008年でで、それまでのDSDシステムに比べて性能が良いだけでなく、コンパクトになり大幅に使いやすくなりました。
守屋:それではまだDSDを使用してマスタリングした音楽はそれほど多くはないのですか?
森崎:僕は沢山の作品で使用していますが(笑)、ジャズやクラッシックのジャンルでは増えていえるとはいえ多くはないです。
守屋:それではDSDマスタリングで行なったということをうたわないといけないですね!DSDマスタリングというだけでも手にしてくれるオーディオファンの方は絶対にいますね!
森崎:DSDは生音に限りなく近いサウンドです。
佐々:最近はその方向に戻っているよね。
森崎:例えばこのトランペットの質感はPCMのマスタリングでは絶対に出せないサウンドでした。
佐々:本当にそう思います。
森崎:アナログテープレコーダーにもヒスノイズがありますから、演奏の息づかいなど、ここまで細かく表現することは出来ません。
佐々:非常に柔らかいし、滑らかですね。
守屋:ソプラノの音もきれいで太い音になっています。アップコンバートせずにPCMのままでマスタリングすることもあるのですか?
森崎:音量レベルをギリギリまで大きく仕上げる必要があるJ-POPなどのジャンルではPCMのまま仕上げることもあります。ミックスの段階でレベルを大きく作り込んである音源が多いので、その方向性のままPCMでマスタリングしています。アーティストやプロデューサーから「ミックスの段階よりもさらにニュアンスや空気感が欲しい」とリクエストがあれば迷わずDSDにアップコンバートしてからマスタリングします。
ベースのバランスについて
守屋:ベースのバランスに注意して欲しいと岡部さんから言われている曲がこの4曲目なんです。私はそうは思わないんですけど注意して聴いて欲しいと。音量の問題ではなくちょっと他の曲に比べてもこっとしているように聴こえます。
森崎:低域をほんの少しだけ補正しましょう。こちらがマスタリング前。そしてこちらがマスタリング後です。
守屋:ベースがタイトになりましたね。この曲って浅草ジャズコンテスト30周年で依頼されて書いた曲なんです。最初小さなスタジオでクインテットで録音したんですけど、浅草公会堂とか大きな会場で流れているのを聴いてこれはビックバンドの方がいいなって思ったんです。今後はこの曲が(浅草ジャズコンテストで)ずっとかかるので大きな会場でかかったときのベースの聴こえかたは重要です。
10年以上に亘って培われた質の高いアンサンブル
日本を代表する実力派ミュージシャン達の魅力溢れるソロ
そして守屋純子の作・編曲も冴えわたる待望の新作遂に発売!
タイトル曲の「イントゥ・ザ・ブライト・デケイド」は守屋純子オーケストラ10周年記念コンサートで発表された楽曲。更なる輝かしい10年に向けてという守屋純子の熱い情熱と信念が込められた作品。今回収められた10曲全てが守屋純子オーケストラのこれからを示唆する意欲的な作品ばかりとなっている。また、今回パーカッションに岡部洋一が加わり、いっそうドライブするリズムも楽しめる作品となった。
なおCD発売を記念して2月24日には守屋純子オーケストラ定期公演「Art in Motion」が渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて開催される。
(守屋純子ライナーノーツ抜粋)
わたしは、ジャズに限らず、音楽で最も大事なことは、<メロディーの美しさ>だと思っています。そして今作は、今までと比べても、<美しく親しみ易いメロディー>が何よりも大切、ということを特に意識しています。それは、たとえば、<It Don’t Mean A Thing><The Sidewinder><Sing Your Song>などを、ヴォーカリストの方々との共演がきっかけとなって作・編曲していることとも無関係ではないと思います。
リズム面では、何よりも、<スイング>がジャズの命だと思います。今回は、かねてより念願だった、パーカッションの岡部洋一さんに加わっていただいたことによって、より強力なスイング感・グルーブ感を獲得できたと思っています。
また、今回は3月の震災後の録音ということもあり、自然と、<日本>を意識したテーマの曲も多くなっています。浅草ジャズコンテスト30周年記念委嘱曲<Walking Down The Nakamise Street>や長谷川等伯の障壁画をテーマにした<Maple>、震災復興を願って書いた<Forever Peace>などです。
ジャズは時代・地域と共に移り変わる<生きている音楽>です。特にビッグバンドは、世界共通のフォーマットなので、今までに、わたしの作品を日本のみならず、アメリカ・フランスのビッグバンドに演奏していただく機会もありました。
世界中に良いビッグバンドはたくさんありますが、現代の日本のジャズ・アンサンブルのあり方として共感して聴いていただければ、そして、このCDの中からも、多くの社会人・学生ビッグバンドの皆様に演奏していただければ、嬉しい限りです。
(曲目順)
01.イントゥ・ザ・ブライト・デケイド/ Into The Bright Decade (Junko Moriya)
02.メイプル/ Maple (Junko Moriya)
03.フォー・ダニエル/ For Daniel (Junko Moriya)
04.ウォーキング・ダウン・ザ・ナカミセ・ストリート/ Walking Down The Nakamise Street (Junko Moriya)
05.フォーエヴァー・ピース/ Forever Peace (Junko Moriya)
06.ダンス・ア・ダンス/ Dance A Dance (Junko Moriya)
07.ザ・サイドワインダー/ The Sidewinder (Lee Morgan)
08.星影のステラ/ Stella By Starlight (Victor Young/Ned Washington)
09.シング・ユア・ソング/ Sing Your Song (Junko Moriya)
10.スイングしなけりゃ意味ないね/It Don’t Mean A Thing (Duke Ellington/Irving Mills)
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2011年11月9日水曜日
中澤信栄 1st album「SOUL」/2.8MHzDSDマスタリング@サイデラ・マスタリング
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| 本日2011年11月9日発売!中澤信栄 1st album「SOUL」 |
どんなシステムで聴いても抜けてくる
中澤:お久しぶりです。今日はアルバムのマスタリングよろしくお願いします。
森崎:こちらこそ、とても楽しみにしていました。
中澤:前回のシングル「パノラマ feat. 畠山美由紀」の仕上がりがとても気に入っています。どんなシステムで聴いても抜けて来るんです。
小倉:配信やPCのスピーカーで聴いても他の作品と比較して聴こえ方が違います。テレビで再生されたときも抜けてきたのでビックリしました。また、MP3に変換しても潰れる事無く奥行きが残りました。
何か特別な処理をしていたのですか?
森崎:DSDマスタリングで作業しました。24ビット/48kHzファイルを2.8MHz DSDにアップコンバートしてから作業しました。
中澤:声の質感がとても気に入っています。そこで相談なんですけど、シングルのときはインパクトをつけるためにレベルをギリギリまで入れて頂いたじゃないですか。今回はもう少しレベルを下げて歌を聴かせたいと思っています。
森崎:それには大賛成です。レベルをほんの少し下げるだけで、歌もオケもよりナチュラルなサウンドで仕上げる事が出来ますので。
中澤:シングルのときはボーカルアップのテイクを使って歌詞がしっかり聴こえるようにして頂いたのですが、今回は出来ればノーマルレベルでもう少しオケの良さも聴かせたいと思っています。ただ、今回のアルバムの曲は3年ぐらいの時代の開きがあるんです。特に初期の作品はノーマルレベルでも歌のレベルが大きなミックスになっているのでまず歌の音量レベルを最初に決めたいと思っています。
基準レベル(ラウドネス)について
森崎:それではどの曲を基準にレベルを決めていきましょうか?
中澤:おそらく「涙雨」という曲の歌が一番大きなはずなのでまずはこの曲をチェックさせて下さい!
森崎:了解しました!まず、Pro Toolsで「涙雨」PCMファイルで再生してみましょう。
中澤:やっぱり歌大きいですね!続けて「パノラマ」を聴かせて下さい。
森崎:ノーマルとボーカルアップとありますね。
中澤:試しにボーカルアップを聴かせて頂けますか?アップでちょうど良いぐらいですね。
森崎:そうですね。「涙雨」歌のレベルも大きいし音数が少ないのでより大きく感じますね。
中澤:サウンドの方向性としては「パノラマ」を基準で行きたいです。レベルを少し下げてもシングルの高域の質感と歌のガッツのある感じは欲しいです。
基本セッティングは2.8MHz DSDファイルを
KORG MR-2000Sでプレイバック
森崎:前回同様にDSDでいきましょうか?
中澤:DSDマスタリングでお願いします。声や低域の感じはDSDのほうが気に入っていますので。
森崎:了解です。KORGのAudioGateを使って、2.8MHzのDSDファイルにアップコンバートしていきます。
マスタリングの基本セッティングは2.8MHz DSDファイルをKORG MR-2000Sでプレイバックして、Prism Sound MLA-2をインプットスルーします。それを24ビット/88.2kHzにAD変換して、24ビット/88.2kHzのままでTC Electronic SYSTEM6000でEQ、コンプなど微調整して、最終的に16ビット/44.1kHzに落とします。まずはボーカルの質感から決めていきましょう!ケーブルを3種類聴き比べてみますね。こちらが1番目。
中澤:これは良いですね。声の輪郭もはっきり聴こえるし存在感もあります。
ケーブルの選択
森崎:次はこのケーブル。
中澤:このケーブルは僕の声の「コー」という感じの500Hz辺りのこもる帯域が出てきてしまいました。これは合わないかな。
森崎:3番目はこちら。
中澤:このケーブルは両方の中間の聴こえ方がしました。もう一度1番目のケーブルを聴かせて下さい。
森崎:こちらが一番目です。
中澤:僕の声にはこのケーブルが一番合っていると思います。これでお願いします。ちなみに3種類のケーブルはどちらのブランドだったのですか?
森崎:1番目がAcroTech 8N、2番目がWire World Silver Eclipse、3番目がSaidera Ai SD-9003です。
中澤:どれも全く違うニュアンスに聴こえました。これほど違いがあるとはビックリですね。
森崎:ご覧の通り、ケーブルを替えた以外はすべて同じ。ケーブルの選択だけでこれだけニュアンスが変化するんです。
中澤:音決めは前回のシングルと比較しながら行なっても良いですか?
森崎:了解です。こちらがシングルの「パノラマ」です。
中澤:かなりレベル入れていますね!
森崎:僕もDSDマスタリングでこんなに音量を入れた事が無いです(笑)
中澤:軽く歪んでいるような気がするんですけどこれが配信とかで聴いた時にぐっと前に出て聴こえるんです。
森崎:デジタルで歪ませている訳ではなくアナログで心地いい歪みをプラスしているのでそう聴こえるんですね!この音量レベルがシングルのときよりも1dB下げたレベルです。
中澤:質感とても良いですね。オケもナチュラルに聴こえます。
これでこのシングルにある高域の明るさをプラスする事って出来ますか?
森崎:これでいかがでしょう?
中澤:とても良い感じです!どの辺りをEQしたんですか?
森崎:16kHz辺りをちょっと足しました。DSDマスタリングではこの辺りの周波数がサウンドに大きく影響しますね。
中澤:さらに僕の声のちょっと太いところが欲しいんですけど?
森崎:これでどうでしょう!
中澤:声の存在感が出ましたね。かなり低域を足したんですか?
森崎:2.5kHzです。ここを出すと厚みが出るんです。輪郭が欲しいときはもう少し低い1kHz付近をEQします。
中澤:この曲はフューチャリングで畠山さんの声が入っているので、僕の声の帯域よりもむしろ畠山さんの声がよく聴こえる様にしたらどうなりますか?
森崎:少し女性ボーカル寄りのEQにしてみました。
中澤:この方がコーラスの聴こえ方がきれいですね。彼女の声も良く聴こえる様になりました。
森崎:あと何かリクエストありますか?
中澤:バッチリです!「パノラマ」はこれでお願いします。あとやっぱり「涙雨」の歌がかなり大きめでオケのレンジも狭いんですけどワイドに広げて、ボーカルがオケに馴染むと良いのですが。
森崎:まずはDSDで聴いてみましょう。
中澤:意外と歌は大きく聴こえないですね。輪郭がハッキリ聴こえて奥行きもあります。音の抜けもずいぶん良くなりました。ただ、ベースのレンジが少し多い感じがするのでそこをちょっと下げて頂けますか?
森崎:低域を抑えました。キックとベースの分離が良くなりましたね。
中澤:さらにもうちょっとだけ下げたらどう聴こえるでしょうか?
森崎:了解です。さらに0.5dB下げました。
中澤:この感じとても良いです。そういえば歌を自宅で録った曲があって板の床で歌った曲とカーペットの床で歌った曲があるのですがDSDだとその違いまで分かります。カーペットの床で歌った歌は少しこもっている様に感じました。PCMではそこまで違いを感じませんでした。
森崎:自分の声だと違いはより明確に分かりますね。
中澤:10曲目の「花もよう」なんですがミックスの段階でかなり音量の入っている曲なんです。
森崎:まずは音源をチェックしてみましょう!
究極のマスタリング
森崎:レベルはかなり入っていますが、ミックスのバランスはとても良いです。こういうミックスには最高のマスタリング方法があります。コンプもEQも使わずにDSDでプレイバックしてそのままADして最終的に16ビット/44.1kHzに変換してストレートに録音する方法です。スルーで通す機材とケーブルのキャラクターのみでマスタリングする方法です。
音量レベルはMR-2000Sのリファレンスレベルの調整だけで行ないます。
小倉(A&R):これはすごい!本当に音作りはいっさい行なっていないのですか?
森崎:EQなどは一切かけていません。再生方法の選択が重要なんです。
小倉:音の鮮度がものすごいです。奥行きもあるし抜けも良い。それでいてきっちり枠に収まっていますね。これは究極のマスタリングですね。
森崎:今はMR-2000Sの下に42ミリ厚のシナ合板を敷いているんですけどこれも音作りには重要なアイテムなんです。試しに外して聴いてみましょう。
中澤:全く別ものですね。
小倉:よくお判りですね。音の存在感が違うでしょ。板が無いと芯が無くなって聴こえます。
森崎:置き位置でも音が変わりますよ。10cm程後ろに下げてみます。
小倉:ボーカルがオケに馴染んでしまいました。まさかこれほどまでに音が激変するとは本当にビックリです。
森崎:マスタリングはマスターの情報を最大限に引き出す事をモットーとしています。このようにEQやCOMPを通さない素の音はこの音なんです。ミックスが完璧なものは、そのままプレイバックしただけで良い音が出るようにすればいいんです。ここで機材の置き方、ケーブル、電源などが重要なんですが。その一つ一つの積み重ねが最終的な仕上がりに大きく影響してきます。それには分かりやすいモニタースピーカーが絶対に必要ですね。
中澤:僕はミックスの時、YAMAHA NS-10Mで行なっているのですが、どうしても低域が分かり難いんです。低域があまり聴こえないですから予測しながら音作りをするのですがそういう曲は低域のバランスが良くないですね。
森崎:でも最終的にマスタリングの段階でこのような分かりやすいモニターで音作りをすればバランスを整えることが出来ます。
小倉:実際に耳で聴いてどう聴こえるか?という事はとても大切ですね。
中澤:色々な方法でマスタリングしているのにどの曲もとてもバランス良く聴こえます。
森崎:マスタリングの方法が色々変わっても最終的にアーティストの求めているサウンドを分かりやすくリスナーに伝える事が一番重要です。
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中澤信栄
待望の1st ALBUM完成
「SOUL」
2011年11月9日発売
¥2,800(税込)/POCS-21031
[収録曲]
①ガッツだぜ!!
②All for you
③涙雨
④パノラマ feat. 畠山美由紀 Album Mix
⑤STAY
⑥枯れ葉
⑦I don’t know much
⑧何度でも
⑨夢物語 Album Mix
⑩花もよう
⑪地球に抱かれてる
⑫君のいない世界
⑬マボロシ Live at 武道館 (ドリ×ポカリ)
⑭季節の中で
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1st ALBUM「SOUL」リリース記念
フリーライヴ&サイン会開催決定!!
・11/23(水・祝) ①14:00〜 / ②16:00〜
イオン与野ショッピングセンター 1Fローズコート
〈問〉 HMV イオン与野店 048-859-6320
・12/3(土) ①13:00〜 / ②15:00〜
ららぽーと柏の葉 2Fセンタープラザ
〈問〉 HMV ららぽーと柏の葉店 047-135-6860
・12/4(日) ①13:00〜 / ②15:00〜
成城コルティ 2Fプラザ
〈問〉 山野楽器 成城コルティ店 03-5429-7311
・12/11(日) ①13:00〜 / ②15:00〜
たまプラーザ テラス ゲートプラザ1F フェスティバルコート
〈問〉 山野楽器 たまプラーザ テラス店 045-905-0823
※ 全日程とも入場フリー!!
※ サイン会へのご参加は、当日各イベント会場にて1st ALBUM 「SOUL」をご購入のお客樣、事前に各対象店舗にて「SOUL」をご購入のお客樣を対象とさせて頂きます。ご了承ください。
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2011年9月6日火曜日
ヲノサトルさん登場/5.6MHz DSDマスタリング@サイデラ・マスタリング
(スタジオ到着)
ヲノ:おはようございます!お久しぶりです。ラックの位置とかスタジオの雰囲気もずいぶん変わりましたね。
森崎:あの時からずいぶん進化しましたよ。
ヲノ:機材もずいぶん変わりましたね!これがKORG MR-2000Sですか。STUDER A820のラックに置いているところが良いですね。
森崎:見た目だけではなくこのように、専用の42ミリのシナ合板を敷くことで制振効果が抜群にあるんです。秘密のノウハウではないですが、筐体とかネジとか、ラック、インシュレーター、すべての機材の設置は足回りや、床なんかも影響うけるんですよ。あとはサイデラ・マスタリングで特別なのは電源ですね。
(詳しくはこちらを参照:DSDマスタリング(その1)「透明感のあるアナログサウンド」)
ヲノ:音源はこちらです。24ビット/48kHz、Aiffファイルです。DSDマスタリング、ものすごい楽しみ!
森崎:僕もどんなサウンドなのかとても楽しみです!まずは一番テーマとなる曲を5.6MHzと2.8MHzにアップコンバートして聴いてみましょう。確認のためにPro Toolsでオリジナルのファイルとも比較してみますね。どの曲を聴いてみましょうか?作品のテーマとなるような曲が良いですね。
ヲノ:音圧のある曲と広がりのある曲があるのですが、そうですね6曲目でお願いします。5.6MHzと2.8MHzの違いはどんな感じでしょうか?
森崎:無意識に聴いてもらいたいですが、5.6MHzの方がレンジが広く奥行きがありますね。最も解像度が高いサウンドです。それと比較して2.8MHzはもう少しまとまりがありパンチがあるサウンドです。では、これはどちらだど思いますか?
ヲノ:これはすごい!ライブの時、音が出る前の気配のようなものを感じるんですけど、その気配を感じますね。3Dのような奥行きを感じます。モノクロームな質感のサウンドファイルがパーッと天然色になったようです。
森崎:これが5.6MHzです。音が出る直前の独特の緊張感を感じました!ノイズに粒子がとてもきめ細かく聴こえます。低域はかなり低いところまで出ているのに全くこもって聴こえないですね。それに抜けの良いノイズが合わさってとても気持ちがいいです。では、次は2.8MHzです。
ヲノ:なるほど!まるで違うサウンドですね。5.6MHzを聴いてしまうとこちらの方は2Dのように聴こえます。音のバランスは良いのですが5.6MHzを聴いてしまうと物足りないですね。もう一度5.6MHzを聴かせて頂けますか?
森崎:こちらが5.6MHzです。
ヲノ:これですね。いやーこんなに違うものだとは思ってもいませんでした。あのパーッと開けた感じは5.6MHzが圧倒的ですね!
wonosatoru:KORG MR2000sだす。RT @kentarotakahash: おおっ。再生はなんでやってるんでしょ? QT @wonosatoru マスタリングでマジック体感中。モノクロームな質感のサウンドファイルが、DSD5.6MHzにアップコンバートした瞬間パーッと天然色に!
森崎:それにしても音が良いですねえ!このキックの音が。さすがヲノさんです!音像がとても大きく暖かみのあるサウンドです。OLD NEVEとかアナログ機材を使ってミックスしたんですか?
ヲノ:このアルバムはノートブックだけで作っているんですよ。音源は色々使っていますが基本的に内部の機材だけで音作りしています。そのためプラグインなどは限定されるので音の個性を作るのに苦労しますね。完全なフルデジタルですが内部だけで音作りしてるのでシンプルなので音の鮮度は高いですね。だから、マスタリングでは音の透明感や艶をプラスして頂けたらと思っています。
森崎:そうなんですか?!この音源すべて、まさかノートブックだけで作っていたとは本当に驚きです!ここまですべてデジタルで。
ヲノ:マスタリングはぜひ5.6MHzでお願いします。森崎さんはいかがですか?
森崎:これは、ぜひ5.6MHzでやりましょう!念の為にPCMも聴いてみますね?こちらがオリジナルの24ビット/48kHz、Aiffファイルです。PCMをそのままストレートにDAしただけです。
ヲノ:こんなにペタっとしてしまうんですね!アップコンバート恐るべしですね。DSD5.6MHzで録音したら音が良いのは分かるのですがどうしてアップコンバートして音が良くなるのでしょうか?
森崎:それはまず、時間軸の精度が上がるからです。クロックが44.1kHzに比べ5.6MHzでは128倍の細かさになります。それが一番大きいですね。PCMでもルビジウムの10Mなどのクロックなどを入力していくと、44.1KHzのクロックの精度を上げることで音はかなり良くなります。
ヲノ:アップコバートを絵に喩えれば、画素数256の原画を2560に拡大しても絵の荒さは変わらないはずと思いきや、いざ出力するとピクセルのプロッティング制度や印刷時のアンチエイリアス処理などで明らかに違った結果になるのとにてる気が。
森崎:そうです。たとえば携帯で撮った写真画像を印刷に使用するにはピクセルが足りません。それを大判で取ったデータ並みに顔像度をアップコンバートすると線が崩れること無く微妙なニュアンスをデリケートに処理出来るのと似ています。予測しながら音を作るのではなく細かいニュアンスまで、意図のままに聴こえるままに音作りが出来ます。最終的に44.1kHzに落としたとしても、それまでのプロセスがそのニュアンスの違いは音として表現されます。
さあ、それでは再生のフォーマットが決まりましたので、機材やケーブルを選択していきますね。5.6MHzのDSDファイルをKORG MR-2000Sでプレイバックして、Prism Sound MLA-2をインプットスルーします。それを24ビット/88.2kHzにAD変換して、24ビット/88.2kHzのままでTC Electronic SYSTEM6000でEQ、コンプなど微調整して、最終的に16ビット/44.1kHzに落とします。では、ADコンバーターのキャラクターを聴いていきましょうか。最初はPrism Sound Dream ADA-8から。
ヲノ:とてもバランスの良い音ですね。大人なサウンドです。レンジも広いし抜けも良いです。もう一つの機材はなんですか?
森崎:最後にPCMにADしなおすための、dCS 905です。
ヲノ:こちらは明るく派手ですが音の厚みがADA-8のほうが良かったです。もう一度ADA-8の方を聴かせて頂けますか?
森崎:了解!
ヲノ:この音ですね!こちらでいきましょう。機材やケーブルの選定は映画でいえばキャスティングですね。これが決まってしまえはサウンドは出来たも同然ですね。音でいうコンプとかEQがほとんどいらないわけですから。
森崎:今日はそのつもりです!とても分かりやすい表現ですね。僕は機材選びを特にシビアに行なっています。ケーブルのマッチングなんかも。音源の情報を出来る限り引き出すことがマスタリングでは一番大切な作業です。地味で根気と集中力がいるんですが。機材の選択、ケーブルの選択や、振動対策など細かいことの積み重ねこそが、最終的なサウンドクオリティーを左右します。音楽自体はまったく変わってないのに、よりよく生き生きとしてくるわけです。キャスティングと同じで機材やケーブルも楽曲によってはケンカしてしまうことがありますね(笑)
ヲノ:あとはそのキャストが演技してくれればいいわけで。
森崎:音量レベルはどのぐらいまで入れましょうか?
ヲノ:ギリギリまで大きく入れる必要は無いですが、iTunesなどで聴いて小さすぎないレベルでお願いします。
森崎:それはこちらが基本のレベル。こちらが1dB大きくしたものです。
ヲノ:基本のレベルのほうが良いですね。音のパンチが上がった気がしますがノイズの空気感や奥行きが損なわれてしまいました。
森崎:試しに0.5dBだけレベルを入れてみましょうか?
ヲノ:やはりファーストテイクのレベルが良かったですね。基本のレベルで行きましょう。先ほどから聴いているこのサウンドのままCDに出来たら最高なんですけどね!
森崎:ヲノさん、今までこのモニターで聴き比べてきた音は、既に16ビット/44.1kHzにプロセスして落としたサウンドですよ。ほぼこのサウンドのままのサウンドがCDに仕上がります!
ヲノ:そんなまさか!!この音がCDクオリティーだったんですか?信じられないです。この正弦波の揺らぎを16ビット/44.1kHzで表現出来るなんて、おそらくPCMで再現出来る限界のサウンドまで来ていますね。
DSDはとてもすばらしいですが、それ以上に森崎さんの機材の操縦が本当に素晴らしいです。
森崎:そういって頂けると、とてもうれしいです!(ますます笑顔で)
ヲノ:このように緻密に作り上げた作品は本当は良いシステムで音楽を聴いてもらいたいのですが音楽制作を目指して大学に来る学生さんがiPodとカナル式のヘッドフォンで音楽を聴いているんですよ。困ってしまいますね。バンドのライブなどでも最近はCDを配るのではなく音をSDカードに入れて配っているそうです。帰りに携帯で聴けるようにと(笑)
森崎:それは音楽ではなく情報ですね!(笑)
僕も音響の専門学校で年に一度マスタリングの授業をしているのですが、その時最初に聴くのが「どんなシステムで音楽を聴いていますか?」です。数年前まではフルサイズのオーディオで聴いてる生徒さんが何人かいましたが最近ではiPodでしか音楽を聴かない人が半分ぐらいいますね。
ヲノ:いま森崎さんがおっしゃったのは、今はハイエンドはいると。でもその下がMP3を携帯で聴いている層しかいなくて、その間がいないと。で、そここそいい音で音楽を聴いている人って今は激減していますね。
森崎:そうなんです。すごく少ないですね。10年前くらいですが、専門学校で初めて教えていた頃はフルコンポという幅44cmのオーディオを持ってる人はクラスで2、3人は居たんです。そのあとの世代になるとミニコンポになり、iPodのドックみたいなラジカセになり、今ではiPodにちょっといいヘッドフォンをさしていますというレベルです。
ヲノ:カナル型で。
森崎:そうです。
ヲノ:どうしましょう?僕らがね、どうこう出来る問題じゃないですけど。「普段、どんな音楽を何を聴いてますか?」と尋ねると、もうみんなの答えが分からないです。全員違うことを言うんで。多様化していて僕なんかは全然知らないものばっかり。多摩美術大学なんで、いろんな科目があるんですけど、一つは音楽に特化したゼミ、セミナーなんですけど。音楽好き多いんですよ。ミュージシャンなった人も多いし。
森崎:うちのオノが先月、ドイツから仕入れてきた日本初上陸の秘密の真空管コンプがあるんです。ロシア製のセラミックベースの軍事用のチューブが6本入ってます。それとPrism Sound MLA-2を聴き比べてみましょう。
ヲノ:勢いでいうと、真空管のコンプレッサーの方がこう来るんですよ、コンコンと。MLA-2のほうがバンランスとしてはいいような気がするんです。どっちがいいでしょうね?
森崎:MLA-2はバランスいいですよね。違いはおそらくローエンドの伸びとハイエンドの伸びがこっちの方があるんです。真空管の方はもう少しなだらかに落ちているから。
ヲノ:真空管の方が中高域のコツコツしているところが出て来て来るけど、ちょっと子供っぽいかな。MLA-2の方がもうちょっと大人な感じがするというか。それはいい悪いではないので、どちらを選ぶべきか迷っていたんです。最終的に落とし込んだときどっちが効果的かと思うんです。
森崎:MLA-2の音色の方が今の時代のミックスをそのままストレートに上げた感じですよね。
ヲノ:そうです、そうです。
森崎:それに対して真空管の方はちょっとした味付けが。
ヲノ:デフォルメがありますね。
森崎:濃いめの味付けですね、嫌みは全くないんですけど。
ヲノ:嫌みは全くないです。どっちをとるべきかと思っていたんです。聴かれる段階で、おっ!っていうフックが合ってデフォルメがある方がいいのか?ストレートにかっこいい大人の音がいいのか?
森崎:ちょっとラジカセで聴いてもいいですか?
ヲノ:そうしましょう。
wonosatoru:そして今はアンプ、コンプ、ケーブルなど経由する機材を選定中。映画で言えばキャスティング。これが決まれば「映画」は半分できたも同然。
ヲノ:MLA-2の方がいいですね!
森崎:どこが良かったですか?
ヲノ:不思議にラジカセで聴くと真空管の方がむしろ元気良くなく聴こえちゃう。不思議に狭く聴こえちゃうというか。
プリズムの方はこれで聴いてもおっ、ていう大人な感じが無くならないので。聴かれる環境としてはおそらくこういう環境の方が多いと思うので。
森崎:音の違いとして立ち上がりのスピードの違いを感じました。
ヲノ:コンプはかけていないんですよね?回路を通しているだけですよね?
森崎:そうなんですよ。MLA-2の方がフレーズに忠実な気がしました。演奏が隅々まで聴こえるような。音が出た瞬間の緊張感はこちらの方が感じましたね。特にキックの音がクラシックのグランカッサをトンて叩いた時のような、丸いんだけどアタックのある感じがMLA-2はよく出ていました。
ヲノ:真空管の方は大きな音で聴くと一瞬元気な音に聴こえたんですけど。
森崎:MLA-2を通して、さらに微調整して録りましょう。
映像でフルブラックをなかなか出せないとさっき話ししたじゃないですか。
ヲノ:僕も同じこと考えていました。フルブラックって音楽に例えたらそれは無音じゃないかと思うんです。無音の一つだけ上のところの音。解像度が荒いとそこが出せないから無音かバーンて出るかどっちかしかないですよね。DSDはそこが極限までゼロに近い何かが出るそれでしょうね。それが黒でしょうね。
森崎:この曲ってブレイクあるじゃないですか。あのブレイク明けの緊張感が特にすごかったんです。ビックリするぐらいハッとしました。
ヲノ:ね、だからブレイクがゼロじゃなくてあの黒なんですよね、データがない状態ではなく黒が写っている、沈黙が写っている感じ。表現出来ましたね、これ。
森崎:そういうことですよね。音楽の流れとしてはつながっていて。
ヲノ:つながってる。
森崎:音をリージョンで完全に切ってしまって無音にしてしまったのではなく。
ヲノ:作り方はそうであっても音楽的にはこう聴こえてくる。
森崎:その感じがこのパートとか抜群でしたね。音が消える瞬間と出る瞬間のほんのわずかな。
ヲノ:ほんのわずかな。それはこれだけ画用紙が大きくないと出来ない。画用紙が大きくて色数が多いからこのグラデーションが出る。まさにそういう感じですよね!
森崎:そうですよね。
ヲノ:いやー面白かったですよ。
森崎:サイデラ・マスタリングのモニターは、どなたにでも繊細な音色の違いや、ローエンドもしっかりと確認していただくために、日々、チューニングをおこたりません。ぜひ、みなさんにも立ち会いマスタリングを奨めてください。
ヲノ:ほんとうです。
(ここでランチブレーク(続きと秋刀魚のレシピは後日))
wonosatoru:昼食はセイゲンさん自ら、旬の秋刀魚でパスタをつくってくれた。スタジオで賄い食を出していただいたのは初めてw
wonosatoru:塩して一夜干しにしたものをスライスし、オリーヴ油で揚げ焼きしてトマトソースで和えたそうです。RT @XXX: @wonosatoru 秋刀魚でパスタ!簡単で構わないのでレシピ知りたいですね~♪ 美味しそう(´¬`)
wonosatoru:マスタリングに来てレシピ習ったのは初めてだ…
wonosatoru:そして「ヲノ君お子さん小学生だって?秋刀魚持っていきなよ!」とお土産までいただいてしまった。マスタリングに来て夕食のおかずもらうのは初めてだ… lockerz.com/s/136024118
wonosatoru:絵に喩えれば、画素数256の原画を2560に拡大しても絵の荒さは変わらないはずと思いきや、いざ出力するとピクセルのプロッティング精度や印刷時のアンチエイリアス処理等で明らかに違った結果になるのと似てる気が。@XXX PCM/DSD
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2011年8月31日水曜日
『Keiichiro Shibuya/ATAK000+』5.6MHzDSDマスタリング@サイデラ・マスタリング

2011年8月24日
http://twitteritter.com/#!/keiichiroshibuy
twitter*今日はATAK000+のマスタリング@サイデラなのでデータ整理のため早起きしましたー
twitter*これからサイデラマスタリングでATAK000+のリマスタリング♪( ´▽`)
twitter*僕のファーストアルバムに新曲2曲入って来月にリリースします☆

(スタジオ到着)
森崎:おはようございます!おひさしぶりです。
渋谷慶一郎:やあ、これなんですが。こちらがCDR、16ビット/44.1kHz、新曲は2曲で32ビットフロート/48kHzです。
twitter*サイデラでマスタリングなう
森崎:もとのアルバム素材はCDRなんですね。では、DSDにアップコンバートしましょう。2.8MHzと5.6MHzの2種類つくってみますので、聴き比べましょう。
渋谷:5.6MHzがいいね。全然解像度が違うね。音の立ち上がりも速い。2.8MHzは確かにパンチは出やすいけど普通になっちゃうよね。
森崎:5.6MHzは音が出た瞬間の緊張感が違いましたね。ノイズの重なりまで鮮明に聴こえますね。
渋谷:音のフォーカスも5.6MHzのほうがシャープだね。2.8MHzだとちょっとぼやけたかな。今回のATAK000+はよくある音圧だけ上げたリマスターじゃなくて、いまのテクノロジーだから出来る最新のサウンドにしたい。なおかつ元のATAK000より音量もよりも大きく、音像も大きくしたい。そう考えると5.6MHzのほうが断然いいですね。5.6MHzで音圧出す方向でおねがいします。
森崎:そうしましょう!その5.6MHzのDSDファイルをKORG MR-2000Sでプレイバックして、Prism Sound MLA-2をインプットスルーします。それを24ビット/88.2kHzにAD変換して、24ビット/88.2kHzのままでTC Electronic SYSTEM6000でEQ、コンプなど微調整して、最終的に16ビット/44.1kHzに落とします。では、ADコンバーターのキャラクターを聴いていきましょうか。最初はPrism Sound Dream ADA-8から。
渋谷:音圧のある曲にはADA-8とACROTECHのケーブルの組み合わせがいいね。キックのアタックやエッジ感がすごくいい。例えば、いまよりもっと広がりを出すことって出来ます?
森崎:ADをdCS 905に変えてみましょう。
渋谷:奥行きとか広がりはあるけどちょっと立ち上がりが遅くなったかな。音の立ち上がりの速さは絶対に必要。
森崎:これでどうです?MLA-2からADコンバーターへのケーブルを変えてみました。(Saidera Ai SD-9003ケーブル/ROCK ONだけで販売中)
渋谷:このサイデラのケーブルとdCS 905の組み合わせはいいね。ADA-8に比べるとdCS 905は派手で肉厚になるけど少し音の立ち上がりが遅くなる。それをタイトなサイデラのケーブルで補完するという感じかな。スピード感はこのぐらい欲しい。
森崎:それにしても、この1曲目のピアノの音はすごいです。どうして後ろに定位しているのに音像が大きいのですか?
渋谷:すごいでしょ。僕は音作りにほとんどリバーブは使わない。後ろにあるノイズの音に秘密があるんだよね。で、このピアノの音はfor mariaのピアノを徹底的に分解して使っているんです。
森崎:この立体感と奥行きは聴いたことが無いです。
渋谷:あとこのノイズのサウンドファイルはライブでも使うけどお客さんの反応がすごかった。三次元的にフロアを音が動き回るからみんなトリップしたみたいに踊るんだよね。
森崎:トリップするの分かります。ノイズがすっと頭に入って来るんですよ。僕も最初にプレイバックした時に鳥肌が立ちましたから。この5.6MHzのサウンドをクラブで鳴らしたらさらにすごそうですね!
渋谷:それすごそうだね(笑)。
森崎:まずこのセッティングで1曲目を録りましょう。
渋谷:ん?森崎さん、さっきと何か設定変えました?音のフォーカスがぼやけてるね。あと立ち上がりが遅い。
森崎:渋谷さん、さすが、耳がいい!実はデジタル機材はプレイバックするとき、偶数回と奇数回で音色が違うんです。おそらく次はバッチリなはず。
渋谷:そうなんだ!あ、今回はアタックが全然違う!こっちにしよう。
森崎:この違いが分かる人はなかなかいない。後ろの席でこの違いをどうやって聴き分けているんですか?
渋谷:僕は音をを手触りとか、色の違いのような感覚で聴いているんですよ。周波数よりも耳でどう聴こえるかで判断してるんです。だから言語化する以前の感覚でこれはいい、これはダメっていうのが一瞬で分かれちゃう。
森崎:先入観なく感覚的に聴いているから判断が早いんですね。しかも音楽的に判断してくれますから音作りがとても楽です。
渋谷:すごく繊細な音だけどレベルは入っていますか?
森崎:元のATAK000よりも入っていますよ。メーターはかなり振れています!アップコンバートしたからノイズが心地よく聴こえるのかもしれないですね。
twitter*これはすげー
森崎:いやあ、渋谷さんさすが、耳がいい。こっちは5.6MHzでノイズまで・・・
渋谷:こっちのほうが全然いい。
森崎:そういえば僕みたいに機材やケーブルを交換して音作りするエンジニアっていないですよね。
渋谷:そうだよね。でも、それはサイデラのモニター環境が分かりやすいから出来ることでしょ。モニターがクリアじゃないと無理な方法だよね。
森崎:さっきの音の違いはハイエンドの0.2dBのEQの違いですよ。
渋谷:でも明らかに違うよね。こっちのほうが音が明るいしタイトに出てくる。ノイズの粒子の印象が全然ちがう。森崎さん、この音、ダブって聴こえないはずなんですけど、何とか補正出来ます?
森崎:ビートが細かいところなのでリミッターの微調整をしましょう。
渋谷:あ、いまの感じがいい!どのぐらい変えたの?
森崎:リミッターのスレッショルド0.1dB弱くしました。渋谷さん、レベルの0.1dBだけでなく1Hzの違いも簡単に聴き分けますね。
渋谷:うん、分かる。森崎さんケーブルをさっきの広がりあるのに変えたほう良さそうだよ。
森崎:先に言われちゃ、困っちゃいますね!Wire Worldのケーブルに変えましょう。
twitter*デジタルミュージックでのDSDの新しい使い方、おすすめしまうす
twitter*いや、DSDにアップコンバートしてから解像度高い状態でマスタリングしてCDに落とし込むのです。RT (Aさん): DSDのマスタリングとか、すごそうです!SACDで発売するんですか?
twitter*ATAK000を全てDSDに取り込んでリマスタリングするので圧倒的に音が良くなります。
twitter*サイデラ森崎さんとDSDマスタリングちう。この解像度と音圧すごい\(^o^)/
(1Fオフィスにて)
オノ セイゲン:やあ、渋谷くん久しぶり!DSDにアップコンバートしてやってるんだって?
渋谷:そうなんです。DSDの5.6MHzは解像度が違いますね。音の立ち上がりも速い。
オノ:いい指摘ですねえ。ジャンルによって2.8MHz を選ぶ人もいるけど。5.6MHz DSDは、単純に時間軸の解像度が2倍だから、矩形波とかパルスにはぜったい5.6MHz DSDだね。繊細なアコースティックの楽器の、とりわけピアニッシモ部分はこれでないと記録できない。
そうそう、SONORIUMの、あのライブのミックスやっとできあがったから。5.6MHz DSDミキシングで。あれは特別なライブだったし、緊張感というか大切な記録で高橋悠治さんもピアノの繊細な部分、ぜんぶ入ってるから。やっぱりライブはいいよー。OTOTOYに出していいいじゃない?
渋谷:それいいかもしれないですね。DSDだけでリリースするのがいいかもしれない。でも、DSDはアコースティックだけじゃなくてデジタルミュージックでもすごく有効なことが分かりました。今回は僕のファーストアルバムと新曲2曲を全部、DSDにアップコンバートしてからマスタリングしてもらったけど明らかに解像度が上がってます。DSDアップコンバートでマスタリングというのは世界でもここでしか出来ないと思うから、ここでやってないとしたら世界初だと思うんだけど、すごくいいと思いました。でもなんで誰もやらないんだろう?このアルバムは9/11にATAK web shopで先行発売して9月中には一般発売になると思うからぜひ聴いてほしいですね。

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