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2013年5月13日月曜日

Saidera Mastering Equipment List

サイデラ・マスタリング機材リスト [2016.8.25更新]

[ DIGITAL AUDIO WORKSTATION ]
Sony SONOMA DSD Audio Work Station
MAGIX SEQUOIA 13
Sonic Studio soundBlade
AVID Pro Tools 10/11/12 with RME HDSPe AES & Fireface UFX


[ ANALOG PLAYBACK ]
Studer A-820 (1/4 inch)
Studer A-80 (1/2 inch)
Dolby 361 A / 363 SR Noise Reduction

[ DIGITAL PLAYBACK ]
TASCAM DA-3000 (DSD/PCM) ×5
KORG MR-2000S (DSD/PCM) ×3
Studer 820X
TASCAM DA45-HR
Sony PCM-1630
Sony DMR-4000 (SN90019 the last one Sony made)
Sony DAQ-1000
Sony DTA-2000


[ ANALOG PROCESSING ]
Dangerous Music BAX EQ (×3 unit) 
rockruepel comp.one Tube Compressor
TUBE-TECH MEC-1A (×5ch)
TUBE-TECH SMC 2B Stereo Multiband Compressor
GML 8200 Parametric Equalizer
Prism Sound MLA-2 Stereo Compressor
Avalon 2044 Stereo compressor
AMEK System 9098 Stereo compressor


[ DIGITAL CONVERTERS ]
(Analog to Digital)
Prism Sound ADA-8 (DSD/PCM)
dB Technologies 4496 (M-AD824 ×6ch)
dCS 905 (DSD/PCM)
Meitnerdesign ADC8 (DSD)
Studer D-19 Valve
Studer D-19 (8ch X2 with analog line out and digital AES)

(Digital to Analog)
Lavry Engineering DA-N5 Quintessence
Prism Sound ADA-8 (DSD/PCM)
dB Technologies DA 924
dB Technologies 4496 (M-DA824 X8ch)
Meitnerdesign DAC8 (DSD)
KORG DS-DAC-10

[ DIGITAL PROCESSING ]
TC electronic SYSTEM6000
TC electronic M 5000
dB Technologies 3000S
dB Technologies 4496 (MBY2)
Apogee UV-1000
Sony Sampling Digital Reverberator DRE-S777 (full option ×3 unit)
Yamaha Sampling Reverebrator SREV1

[ ANALOG CONSOLE ]
GML 9100 Mixing System (for recording / mixing 18 input)
Saidera Analog Console SD-100

[ DIGITAL CONSOLE ]
Yamaha O2R96 version2

[ MONITORING ]
GRACE Design m906
PMC MB1
ECLIPSE TD712zMK2 (× 5.1ch)
ECLIPSE TD510MK2 (× 5ch for 3D-sound height)
ECLIPSE TD-M1 (for near field)
ECLIPSE TD307ii (for near field)
Sony TA-DA9100ES (× 2)
Sony TA-DA5700ES (for edit room)
Fostex NF-1A Saidera Mastering Version (x 5ch)
SOLID ACOUSTICS 755 Professional (x 5ch for surround room acoustic control)
Yamaha NS-10M

[ MIC PREAMP ]
GRACE Design m801 (×2, 16ch)
Studer D-19

[ CABLE ]
Saidera Ai Pro Transfer Cable SD-9001
Saidera Ai Pro Transfer Cable SD-9003
HIRO MUSIC SDM custom cables
Saidera Ai Digital Transfer Cable SD-9002
ACROTEC 8N
ACROTEC 6N
Allegro Power Cable



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2010年11月12日金曜日

Saidera Ai SD-9003ケーブル 使いこなし

チーフ・エンジニアの森崎です。

先日からロックオンカンパニーで販売が開始された「Saidera Ai SD-9003」ケーブル。すでにお買い求めいただいた方も多く、ご好評いただいています。ありがとうございます。改めてこのケーブルのラインナップと使用用途を説明します。

このケーブルの特徴はまさに「色づけがないこと」。インとアウトがまったくイコールになることを目指したのが「Saidera Ai SD-9003」ケーブルです。詳しくは→「Saidera Ai SD-9003開発ストーリー by オノ セイゲン」 さらなる用途は→「SD-9003 Cable→→」

◆ SD-9003 Pro transfer cable(長さ:1M,2M,3M,5M,7M,10M 、ペアまたはシングル)
-XLR Male-XLR Female(キャノンプラグ/オス→キャノンプラグ/メス)
-TRS-TRS(TRSフォンプラグ:バランス→TRSフォンプラグ:バランス)
-TRS-XLR Male(TRSフォンプラグ:バランス→キャノンプラグ/オス)
-TRS-XLR Female(TRSフォンプラグ:バランス→キャノンプラグ/メス)
※XLRは2番ホット、バランス用です。
※TRSはTRSフォンプラグ(ステレオ標準プラグ)を使用したバランス用です。楽器用のシールドケーブル(TSフォンプラグ:モノラル標準プラグ)とは仕様が異なりますので注意してください。

「XLR Male-XLR Female(2Mペア、3Mペア)」このラインナップが一番人気です。レコーディングスタジオ、プライベートスタジオのパワードモニターのインプットケーブルとして大好評です。解像度、抜けがアップする。『低域の膨らみが改善され、立ち上がりの早さはDSDとの相性がよい』(エンジニアokuda supaさん)『フラットな特性ながら、スピード感があり地味に聞こえない』(春川仁志さん)ユーザーレビューはこちら

「XLR Male-XLR Female(1Mペア)」KORG MR-2000Sなどのマスターレコーダーのインプットケーブルとして。広がり、奥行き、空気感などDSDの特徴を十分に発揮することが可能です。コンソールアウトのサウンドを限りなく色づけ無く録音出来ます。アナログEQ、COMP、ADコンバーターのインプット、DAコンバーターのアウトプットなど、ケーブルで音作りをするのではなく機材AとBの特徴を最大限に生かしたい場合にもオススメです。

「XLR Male-XLR Female(5Mペア)」ドラムのトップ、ストリングス、アンビエンスなどのペアマイクのケーブルに。マイクの特徴をそのまま表現してくれます。音の立ち上がりが速いのでレコーディングスタジオのアナログテープレコーダーのインプット/アウトプット、パワードモニター、パワーアンプの入力への延長ケーブルとしても最適です。

「TRS-TRS(1Mペア)」DJ機器、エフェクター/アウトボードの立ち上げケーブルとして。
(3Mペア)はライブハウスやクラブのスペースなど広い現場での機材の接続に。フェーダー、ボリューム操作の細かなニュアンスを確実に伝えてくれます。

「TRS-Male(2Mペア、3Mペア)」TRSフォン仕様のオーディオ・インターフェース、プリアンプ、ミキサーからパワーアンプ、パワード・スピーカーなどのモニターライン接続に。

シングルケーブルはヴォーカル、ベース、ギターなどのレコーディング用に、サラウンド・モニターのケーブル追加分としてお使い下さい。

◆ SD-9003 DJ18
DJミキサーへのインプット/アウトプット。とくにUREI1620のようなこだわりの機器に。「Saidera Ai SD-9003 DJ」ではUREI 1620などのヴィンテージ・クラブ・ミキサー など、ジャックの間隔が狭い機材でも使用出来るようSwitchcraft3502AAU (RCA端子)を採用しています。またCDJからクラブミキサーのケーブルとして使用すればレンジ、広がり、音の切れ、グルーヴが圧倒的に変わります。CDJ自体の音はこんなに良かったんだということがきっと分かると思います。さらにクラブ・ミキサーから外付けアイソレーター、エフェクターのセンド・リターンケーブルとして使えば総合的にクオリティーをアップすることが可能です。
もちろんオーディオ用としても使用出来ます。CDに録音された情報を確実に伝えるケーブルです。
※SD-9003ケーブルはラインナップ以外のご希望の長さでの特注オーダーも可能です。価格、納期は販売店のロックオンへご確認ください。

PS.
ケーブルの長さはジャストサイズより余裕を持った長さのものを選択して下さい。ケーブルが折れ曲がると負担がかかり断線の原因となります。パワードスピーカー用は空中配線にならない長さ、立ち上げケーブルなら適度なアールを描く長さが理想です。


Saidera Mastering Blog Archives→→→

2010年6月21日月曜日

マスタリングで使用するラインケーブル

チーフ・エンジニアの森崎です。

僕はマスタリングの時に数種類のラインケーブルを使い分け音作りをしています。今回はその中でも信頼度の高いケーブルとその特徴を紹介します。

【Saidera Ai SD-9003】 色づけが無く、立ち上がりが速い、ナチュラルでレンジが広いのが特徴です。マスターの情報をそのまま伝えたい時にはこのケーブルを選択します。素材がKORG MR-2000SなどのDSD音源の時に使うことが多いですね。

【TRANSPARENT Music Link Super】ボリューム感のある低音が特徴です。キレのある高域、柔らかく暖かみのあるサウンドです。SD-9003に比べかなり低域が出ます。使いこなしが難しいケーブルですが、音源がPCMで中低域をふくよかにしたい時に使います。R&B、HIP HOPに使うことが多いですね。

【Wire World SILVER ECLIPSE】明るくヴォーカルが前に出てくるサウンドが特徴です。このケーブルはレンジが広く透明感があります。ヴォーカルもの、J-POPなどにぴったりです。

【ACROTECH 6N/8N】ガッツのある低域が特徴です。このケーブルを使うとざらついた倍音がプラスされるのでエッジ感を出したい時に使います。やはりROCK系に使うことが多いですね。サウンドに輪郭を付けたい時にも使っています。

P.S.音作りではなくモニター回線は色づけの無いケーブルでつなぐ必要があります。サイデラ・マスタリングのモニター回線はSaidera Ai SD-9003で接続しています。バランスの良い、音作りしやすいモニター環境を整えることは、ストレスなくさらにクオリティーの高い作品作りが出来ます。サイデラ・マスタリングのモニターシステムでケーブルの音質の違いが明確に分かるのはこれらの条件を達成しているからなのです。

2010年5月28日金曜日

DSDレコーディング(その5)「TRIO'xMR-2000S」

どうもMUSHです!
2010.5.20と5.21にドラマー市原康さん率いる「TRIO'」2010春のツアーにて5.6MHzDSDライブレコーディングがありましたよ!KORG MR-2000SSD-9003ケーブルが大活躍!

2010.5.20 @ 南青山Body&Soul

2010.5.21 @ 前橋YUMEスタジオ

詳しくは、後日「サイデラ・モーニングセッション」にて解説予定ですので、乞うご期待です!

2010年5月24日月曜日

サンレコエンジニアインタビュー 「Okuda Spax森崎雅人」

チーフ・エンジニアの森崎です。

みなさまサウンド&レコーディング・マガジン2010年6月号のエンジニアインタビュー(p42〜)は読んで頂けましたか。まだ読んでない方のためにポイントをほんの少しお話ししたいと思います。

音源素材はエンジニアのOkuda SpaさんがMR-2000SにTDしたDSD5.6MHzでした。暖かく太く抜けるサウンドだったのでこの良さを最大限に生かすためCOMP、EQなどの類いは一切使わずにケーブルとADコンバーターの選択のみでマスタリングしました。実際のマスタリングではADコンバーターにDCS905、SAIDERA AI SD-9003、トランスペアレント、アクロテック6N/8Nケーブルを使用しました。

(ADコンバーターを固定した上で、ケーブルで味付けを変えていく?)
Okuda:料理に例えれば、調理をするというよりも素材に塩をふる感じ。
森崎:食材(ミックス)の鮮度がものすごくいいので、一振りの塩の種類を変えて、うま味を最大限に引き出すように。ちょっとした塩加減は、すごく精密に計って、全員でじっくり聴きながらあんばいを決めていきました。
Okuda:確かに変換ソフトのAudioGateを使えばDSDを16ビット/44.1kHzのPCMにできますが、ケーブルとADコンバーターの組み合わせで、“意志のある16ビット/44.1kHz”にできるんです。
森崎: あと、モニター環境は相当シビアでないとDSDで細部にわたる処理が行えないと思います。例えば超高域が聴こえにくいモニターを使っていると、ついそこをEQしたくなってしまう。 ・・・・・・・・・

続きはぜひサンレコ6月号をご覧下さい。

2010年5月19日水曜日

モニター改善策(その14)「パワードスピーカーxSD-9003」

チーフ・エンジニアの森崎です。

パワードスピーカーの入力ケーブルについてお話しします。
音楽制作のモニタースピーカーで大切なことは「色づけが無いサウンド」。録音した音に「何も足されること無く、引かれること無く再生される」ことが理想です。

現場で信頼出来るケーブルといえばBELDEN 1192A、CANARE L-2T2S、MOGAMI 2549などです。皆さんもご存知の通りBELDENは低域がファットになる、CANAREは元気だけど高域が少し明るくなる、MOGAMIはフラットだけど少しおとなしいという特徴があります。Saidera Ai SD-9003は限りなく色づけが少ない、レンジが広くスピード感のあるサウンドです。「Saidera Ai SD-9003 PRO」(XLR端子)にNeutrikの銀メッキ端子を採用したのは、金メッキ端子ではどうしても4kHz~8kHz辺りにピークが出来るためです。パワードスピーカーの入力ケーブルに使うだけでモニター環境を改善することが可能です。特に低域の解像度、低域の暴れの改善には最適です。また「Saidera Ai SD-9003 DJ」ではUREI 1620などのヴィンテージ・クラブ・ミキサー でも使用出来るようSwitchcraft3502AAU (RCA端子)を採用しました。


過去記事もご参照ください☆
モニター改善策(その1)
モニター改善策(その2)
モニター改善策(その3)
モニター改善策(その4)
モニター改善策(その5)
モニター改善策(その6)
モニター改善策(その7)
モニター改善策(その8)
モニター改善策(その9)
モニター改善策(その10)
モニター改善策(その11)
モニター改善策(その12)
モニター改善策(その13)
モニター改善策(その14)

2010年5月12日水曜日

Saidera Masteringのモニター環境(その6)「色づけのないモニターシステム」

チーフ・エンジニアの森崎です。

スタジオのモニターシステムについてお話ししましょう。
音楽制作の現場ではミキシング・コンソール、プロツールスのアウト「そのままの音質」が、録音/再生されることが理想的です。ミックス作業前に(自分の聞きなれた)リファレンスCDを再生し、そのスタジオのモニターの特徴を確認しておくことが大切なのです。自分が普段聞きなれている環境と比べて、そのスタジオは「硬い音」や「柔らかい音」ではないか?低音が正確に聴こえているか?飛び出している帯域がないか?

仮に「柔らかい音」のスタジオでミックスするとします。もし、その特徴(=そのモニター環境は「柔らかい」)を知らなければ、エンジニアは自分の耳で(柔らかすぎないように)バランス良く聴こえるよう音作りをします。サウンドを補正して、無意識のうちに「硬い音」作りをしていることになります。そのスタジオではミックスがバランス良く聴こえていても、結果としてレコーダーに入っている、マスターの音は「硬い音」に録音されているのです。逆に言うと、そのスタジオで「硬い音」のミックスのプレイバックを聴くと、モニターシステムが柔らかいのでバランス良く聴こえます。

では、そのミックスを「色づけがない」モニターシステムでプレイバックするとどう聴こえるでしょう?録音されている音は硬かったということが分かります。

サイデラ・マスタリングのモニターシステムは、常に「色づけがないサウンド」を達成しています。「SD-9003」ケーブルにしても同じコンセプト(=色づけがない)で、その環境でハンダにいたるまで試聴を繰り返してできあがったケーブルです。音の特徴がないことが特徴です。機材同士はケーブルでつながっていますが、そこにケーブルの「色づけがない」ケーブルです。

バランスの良い、音作りしやすいモニター環境を整えることは、ストレスなくさらにクオリティーの高い作品作りが出来ます。

2010年4月26日月曜日

ケーブルの使いこなし(その4)「MR-2000SxSD-9003」

チーフ・エンジニアの森崎です。

「Saidera Ai SD-9003」はKORG MR-2000Sのインプットケーブルとしても最適です。
マスターテープの情報を損なわず、決して色づけすることなく録音出来るケーブル。アナログ1/2インチ、1/4インチからMR-2000Sへのアーカイビングには必ずこのケーブルを使います。
↓アナログテープレコーダーStuderA820からKorgMR-2000Sへ直結。
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(少しだけ自慢ですが)立ち会いの皆さまが最初に驚くのはモニタースピーカーの「色付けのないサウンド、レンジの広さ、そして立ち上がりの速さ」です。2009年よりモニターケーブルには全てSD-9003を使用しています。サイデラ・マスタリングのサウンドにはこのケーブルが不可欠です。
↓MR-2000Sへのインプットと、モニターラインへのアウトプットもSD-9003で。
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パワード・モニターのインプットケーブルにも最適です。DJミキサーのインプットケーブル、とくにUREI1620のインプットに使ったらどんなサウンドになるのかとても興味がありますね。

2010年4月14日水曜日

ケーブルの使いこなし(その2)「インプットとモニター、二つのライン」

チーフ・エンジニアの森崎です。

スタジオのワイヤリングには音源からレコーダーまでのインプット・ラインと録音されたものを再生するモニター・ラインの2つがあります。

モニター・ラインのケーブルはフラットの方がいいですが、インプット・ラインのケーブルはヴォーカルの抜けが良くなったり、キックのアタックがしっかり出るといったキャラクターのあるケーブルも使います。サイデラ・マスタリングではモニター・ラインのケーブルはSaidera Ai SD-9003を使用しています。
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インプット・ラインは主にアクロテック8N、6N、トランスペアレント MUSIC LINK SUPER、WireWorld ECLIPSEなどを使っています。
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分かりやすいモニター環境にはモニタースピーカーの調整だけではなく、モニター・ラインのケーブル選択もとても重要ですよ。

2010年4月5日月曜日

ケーブルの使いこなし(その1)「立ち上げケーブル」

チーフ・エンジニアの森崎です。
サイデラ・マスタリングの立ち上げケーブル「Saidera Ai SD-9003」です。
レンジが広く、立ち上がりが速いです。

レコーディング、マスタリング、パワードスピーカーのインプット用としてベストマッチング。

コネクターはノイトリックNC3FXX、NC3MXX。金メッキ端子は4KHz~8KHz辺りにピークが出るので音がフラットな銀メッキ端子を使用しました。ハンダは日本アルミットKR-19を使用。

このケーブルを使用するまではアクロテック(現アクロリンク)とカナレのケーブルでしたが、「Saidera Ai SD-9003」では、さらに繊細な部分まで(モニターが)判りやすくなりました。外皮もしっかりしているのでライブレコーディングでも安心して収録することが出来ますね。

2009年6月18日木曜日

Saidera Masteringのモニター環境(その1)「SD-9001とSD-9003」

チーフ・エンジニアの森崎です。

マスタリング・スタジオのケーブルラインには大きく2つのラインがあります。音を取込むためのRECラインと、プレイバックのモニターラインです。RECラインはその名の通り、音を録音するために使われますので、通したケーブルのキャラクターが取り込み時のサウンドに影響します。フラットなものから色づけのあるものまでいろいろ使い分け、機材では表現出来ないニュアンスを引き出したいときに使います。

それに対してモニターラインは出来上がったサウンドを聴いたり、オリジナルのミックス音源との聴き比べをしますので、音に色づけがあってはいけません。出来るだけフラットでレンジが広いケーブルが理想です。

サイデラ・マスタリングではモニターラインは特にこだわりがあり、Saidera Ai SD-9001とSD-9003というケーブルを使っています。プリアンプ、パワーアンプ、モニター用のDAコンバーター周りはすべてこのケーブルを使用しています。ほとんどが床の下を這わしてあるので直接見ることは出来ませんが唯一スピーカーセレクターボックスの入力で確認することが出来きます。
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↑↑↑コレでもいちばん露出度が高いです

真っ赤なケーブルで見た目も最高ですが、作りがとてもしっかりしていて傷などがつきにくいデザインになっています。自社ブランドなのであまり大きな声では言えませんが最高に気に入ってます。サウンドは暖かみがあってハイスピード。この二つの要素も兼ね備えたケーブルはあまり多くはないのです。

サウンドは低域から高域までフラットに伸びているのでDSDのレンジでも確実に伝送してくれます。
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↑↑↑用途によって様々な長さを使い分けます!

自分の音作りだけではなく、アーティスト、プロデューサーの方に出来るだけ居心地良く、分かりやすい環境で聴いて頂きたいと思っていますので、モニターシステムのサウンドには特に注意をしています。これからも、さらに改善、発展させていきたいと思っております。

p.s.
知る人ぞ知る話ですが、サイデラ・マスタリングは設立時にはオノ セイゲンが友人のグレッグ・カルビからいろいろなアドバイスをもらい今に至ります。オノとグレッグの付き合いは1983年に始まり、1996年発売の「Bar del Mattatoio / SeigenOno」はグレッグが、「Montreux 93/94 / Seigen OnoEnsemble」はテッド・ジェンセンがマスタリングしました。(現在、発売されているバージョンはオノ自身によるDSDリマスタリング。ライナーはカエターノ・ヴェローゾ)またニューヨークに行かれてグレッグとマスタリングした方は気づいたかな?ワイヤーワールドのゴールドが頻度が高いですが、たまに彼が使用する赤いケーブルは、オノが設計してある職人さんに作ってもらっているケーブルSaidera Ai SD-9001です。